フランス料理の食卓の歴史~第2回例会レジュメより~

第2回 ウェイター向上委員会
※画像はボケていますが、会員の方はこの下に記載している内容をご覧いただけます。

【次第】

  1. 2016年会計報告
  2. 規約の案内と署名のお願い
  3. フランス料理の食卓の歴史
  4. クープ・フロリダの練習
  5. サーヴィス演習
  6. サーヴィス実演
  7. 質疑応答・告知タイム
  8. 片づけ
  9. 懇親会

第2回例会のレジュメの公開です。北九州ウェイター向上委員会の会員は全文が閲覧可能です。
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【フランス料理の食卓の歴史】~中世(10~15世紀)~

  1. 食卓
  2. 食器
  3. METS

中世の食卓、メのサービスやトランショワールについての資料です。

フランス料理の食卓の歴史

前回、フランス料理のサーヴィスの移り変わりについて話をしましたが、フランス料理の食卓の歴史に、今回から何度かに分けて、簡単に書きとめてみたいと思います。

中世(10~15世紀)

スープとパンが主な食事。食卓用品は木製のスプーン(13世紀~)とスープ用の碗。ナイフは男性が自分の作業用のナイフを使い、パンを切り分けていたようです。
14世紀に最初の料理本を『Le Viandier』をTaillevent(タイユヴァン)、本名Guillaume Tirel(ギョーム・ティレル)という料理人が記しました。

METS(メ)のサービス

METSは、料理一般をさす名詞ですが、食卓の歴史の中では中世の領主の食事サーヴィス方法をいいます。上に中世の粗食さを書きましたが、領主は豪華な食事を楽しんでいました。食事方法は次の通りです。

【食卓】

領主も食事部屋、つまりダイニングルームは18世紀くらいまで城にさえもなく、脚立に板を載せて、その上にテーブルクロスを貼っていた。

テーブルの向こうで演じられる余興(吟遊詩人が音楽を奏でたり、寸劇があったり)を見ながら、片側に並んでテーブルいっぱいの料理を食べる。

席次も特になく、無秩序。

【食器】

庶民同様、自分、もしくは共用のナイフで肉を切り、手とスプーンで食べていた。コップも共用。

皿(取り皿)はまだない時代で、皿とまな板の代わりのようなTranshoir(トランショワール=肉切り台)がある。この上に、厚切りのパンを載せ、その上に料理を載せて食べる。パンが肉汁などでびちゃびちゃになると、犬にやるように床になげる(時代とともに、壺や花瓶に入れて、使用人にやるようになったりもしたようです。売ったというのも何かで読んだ気がします)。

【METS】

驚くことに、このMETSは何度も繰り返され、テーブルに並べられたメは一度片づけられ、次のメがセットされる!豪華な宴会ほど、どんでん返し(セルヴィス)は回を重ねる!
メとメの間には、その間を埋める楽しみが求められ幕間ショーが行われた。これをEntre-METS(アントルメ)という。ここで甘美なものが供され、今のアントルメに繋がる。

参考資料:FFCCレストランサービス講習会「レストランサービスの基本と応用」(フランス料理文化センター)

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