
「マダム・メルセゲラ」の香りや味わいコメント
生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
ボデガス・ヴォルヴェール | メルセゲラ100% | 2023 | スペイン | バレンシア |
Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
12 | ¥1,300 | 白 | マルカイコーポレーション | 12/16/2024 |
「マダム・メルセゲラ」レビュー
ワインの外観
輝きあるレモンイエロー
ワインの香り
グラスを回す前:レモン、グレープフルーツ、青りんご、白い花、オイル
グラスを回した後:タール、石油
ワインの味わい
さらりとした食感、口に含んだ際には果実味が乏しく感じるが口中で青りんごや洋ナシの風味が広がり、それが余韻まで続き余韻は果実感が主体になる、適度な酸と菩提樹を思わせる風味
その他コメント

最初に口に含んだ瞬間だけ、安っぽさを感じるのが残念だが、値段を考えると充分すぎる
季節
|
グラス | 温度 | 軽重度 (10段階) |
春 | 中ぶりびわ | 7-13℃ | 4 |
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輸入元情報
2004年に設立されたスペインの職人気質の象徴のようなワイナリー。
ワイナリー名の「ヴォルベール」とはスペイン語で「帰る」という意味。
土着品種の栽培と伝統的な醸造に回帰する当主ラファエル・カニザレスの哲学をよく表しています。
造り出すワインはどのワインもコストパフォーマンスに優れ、スペインの懐の深さを思い知らされるようなワインを生産しています。当主のラファエル・カニザレス氏は1967年にクエンカのラスメサスの町で生まれ、彼の人生はラマンチャとワインを中心に回っています。
彼の曽祖父母はワイン生産者で、家族4世代にわたって続き、ブドウ畑とブドウ栽培への愛を育んできました。
良いワインを造るためには、昔からの伝統通りブドウ畑から仕事をする必要があります。
つまり、健全なブドウを得るためにはブドウ畑の手入れをして、よく熟し生産量が少なくなるようにするのです。
そうすることにより色味と複雑さが増します。
レモンイエローの色調。繊細なフルーツや白い花のようなアロマ。バランスの良い酸味があり、後味にほのかにアーモンドのようなニュアンスを感じる。メルセゲラは地中海地方でのみ栽培されている品種。熟すまでに時間のかかる品種である為、香りの元となるフェノール成分を十分に成長させてから収穫でき、アロマティックな香りが特徴。
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史(てらい つよし)

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ