
「ガバルダ・シャルドネ」の香りや味わいコメント
生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
ボデガス・ガバルダ | CH | 2019 | スペイン | カリニェナ |
Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
13 | ¥1,100 | 白 | 稲葉 | 12/6/2021 |
「ガバルダ・シャルドネ」レビュー
ワインの外観
輝きあるグリーン強めのレモンイエロー
ワインの香り
グラスを回す前:マンダリンオレンジ、南国果実、黄色い花
グラスを回した後:白桃、ラムネのような清涼感
ワインの味わい
滑らかな食感、果実味は適度に凝縮感ありつつ濃すぎずスルリと味わえる、丸い酸、優しさ
その他コメント

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輸入元情報
ボデガス ガバルダはアラゴンの州都サラゴサの南45kmにあるカリニェナに位置します。ここは葡萄品種のカリニェナの原産地でもあります。以前ここでワイン造りをしていたボデガス ロマブランカから、地元の生産者が畑や醸造設備をそのまま引継ぎ、ワイン造りをしています。
「乾燥して、寒暖差の激しい土壌が葡萄に最適」・・138haからなる葡萄畑は、大陸性の影響を受けた乾燥した気候で、冬は寒く、夏は非常に暑く、降雨量が少ないのが特徴です。土壌は、粘土と石灰質で非常に水はけがよく、葡萄の栽培に適しています。葡萄品種はテンプラニーリョ、ガルナッチャ、シラー、メルロ、シャルドネ等を栽培しています。畑の管理の重要性を重んじ、自然環境に配慮しながら、現代的な栽培技術を取り入れています。酵母は、天然酵母を使用しています。
「品質向上のための収量制限」・・DOカリニェナの収量制限の規定では100hl/haのところ、通常の生産者は90hl/haくらいに制限していますが、ガバルダの場合、平均で60hl/haに低く制限し、品質を高めています。
「ガバルダとは、野バラのこと」・・この場所には大昔から、Gabarda (野バラの意)が自生していたことから、畑はGabardosa (野バラの土地)と呼ばれ、そこから出来るワインをGabardaと名付け、ラベルにも野バラを描いています。
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史(てらい つよし)

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ