
「ラ スルス ヴァッレ ダオスタ DOP シャルドネ」の香りや味わいコメント
生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
ラ・スルス | CH | 2019 | イタリア | ヴァッレ・ダオスタ |
Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
12.5 | ¥4,100 | 白 | アズマコーポレーション | 10/22/2024 |
「ラ スルス ヴァッレ ダオスタ DOP シャルドネ」レビュー
ワインの外観
輝きあるイエロー、若干の黄緑
ワインの香り
グラスを回す前:かりん、パパイヤ、メロン、白檀、お香、蜂蜜、木
グラスを回した後:金木犀、麦芽、トースト、香ばしさ
ワインの味わい
滑らかな口当たり、ジューシーではないが果実味はタップリ、酸強いが全く鋭くなく滑らか、樽由来と想像できる蜂蜜トーストを思わせるスパイス感、蜜タイプの焼き芋、余韻に香ばしさと共にミネラルも感じる
その他コメント

伊ピエモンテCH2021、12.5、4000円と予想も、ヴァッレ・ダオスタCH。なかなかその州は言えない。10%新樽由来の樽感が心地よい。
季節
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グラス | 温度 | 軽重度 (10段階) |
秋 | 大ぶり丸 | 7-14℃ | 7 |
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輸入元情報
ラ・スルスのワイナリーは2003年に設立されました。ワイナリーがあるのは、ドーラ・バルテア川沿いでアオスタの町から5km上流にあるサン・ピエール。この地域には古いお城が多いのですが、サン・ピエールにも美しい外観のサン・ピエール城があります。そのお城に近いワイナリーの地下には水源があり、ワイナリーの名前「ラ・スルス」の由来となっています。ワイナリーはこの地域に代々続いてきた農家の若者たちによって設立されましたが、現在の当主はステファノ・チェリ氏。1971年生まれの彼は、ワイナリーの仕事に就く前はピエモンテのロンブリアスコで地質調査員をしていました。2005年からワイナリーの仕事に参加し、現在はブドウの生育からワインの醸造までのすべてを管理する当主となっています。畑がある地域では、アオスタ渓谷周辺でもブドウ栽培やワイン生産が特にさかんです。国際品種と土着品種の両方でこの地域に合うものを研究した結果、現在栽培している品種は、白ブドウ品種でシャルドネ、プティ・アルヴィン、ミュラートゥルガウ、黒ブドウ品種でシラー、ガメイ、コルナリンなど。アルプスのふもとで強く丈夫なブドウが育ち、そのブドウの個性を引き立てるワイン造りに最新の設備が役立っています。仕上がるワインはミネラル豊富でクリアなのが特徴です。
ヨーロッパ随一の標高、アオスタのテロワールを宿した濃密なシャルドネ
1985年に植樹されたシャルドネを100%を使用。アルプスの麓で造られるワインは、山岳氷河地域特有のミネラルの香りがあります。10%は新樽で発酵させ、残り90%は18℃に保たれたステンレスタンクによる発酵、熟成もオリと共に数カ月行い、フィルター後にボトリングされます。
〜テイスティングコメント〜
口に含むとキャラメリゼされたメープルシロップやシナモンの複雑で上品な味わいが長く続きます。
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史(てらい つよし)

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ