
「キャンティ コッリセネージ 2021」の香りや味わいコメント
生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
アジェンダ・カサーレ・ダヴィッディ | SG | 2021 | イタリア | トスカーナ |
Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
14 | ¥2,100 | 赤 | アズマコーポレーション | 10/22/2024 |
「キャンティ コッリセネージ 2021」レビュー
ワインの外観
青の抜けたダークチェリーレッド
ワインの香り
グラスを回す前:乾燥した黒と赤の果実、ブルーベリ、ダークチェリー、ラズベリー、干し花、乾燥ハーブやスパイス
グラスを回した後:干し肉やたまり醤油っぽいアミノ酸や出汁っぽさ、しっとり感も出て来る
ワインの味わい
さらりとした食感、柔らかな果実味、ドライで収斂性ある細かなタンニン、酸は中程度、ドライフラワーのような華やかさ、茶色いスパイスのニュアンス少し、タンニン強いも飲みやすい
その他コメント

数年ぶりにのんだかもしれない。ドライな大樽感ありつつ、柔らかさ。この大樽感が良い
季節
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グラス | 温度 | 軽重度 (10段階) |
冬 | 中ぶりびわ | 20℃前後 | 5 |
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ワインコメント投稿のコンセプト
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輸入元情報
ダヴィディ家は800年代フィレンツェで始まり1300年代にモンテプルチアーノに移ってきました。当時からずっとワインを造り続けていたそうで現在のワイナリーは19世紀初頭にジュスティノ ダヴィッディ氏によってモンテプルチアーノのヴァリアノ村(Valiano)に設立されました。当時の畑は2haでした。地所と醸造の伝統は代々一家に引き継がれ、現在ではグラッチャノ村、ヴァリアノ村、アッバディーア村、アックアヴィーヴァ村に計20haを所有します。■畑について
訪問してびっくり!牡蠣殻の化石等が見られる昔海だった場所が隆起した畑は基本的にアメリカ産の台木に接ぎ木してない「自根」でした。 また隣の樹がだめになった時。若い木を植えるととなりの樹と競い合う状態になるため、取り木法(イタリア語でRincolco リンコリコ)で畑の株密度を保っています。(右写真参照) 良いワインが出来るはずです。 完全オーガニックへ移行しており、2021年オーガニック申請を行いました。2023年オーガニック認証予定です。
大樽熟成でエレガントな仕上がり。
モンテプルチアーノのグラッチャノ村、ヴァリアノ村、アッバディーア村、アックアヴィーヴァ村収穫されたサンジョヴェーゼで造られたキャンティです。2,500リットルのスロベニアオークの大樽にて熟成を行ったエレガントで伝統的な仕上がり。
〜テイスティングコメント〜
プラム、ブラックベリーの香りがグラスに広がります。程良くこなれたボディと、よく練れた上質な酸味。身体に染み込む1本。
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史(てらい つよし)

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ