
「ボデガス チェロッソル ガルム ベルデホ」の香りや味わいコメント
生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
ボデガス チェロッソル | ヴェルデホ100% | 2022 | スペイン | カスティーリャ・イ・レオン |
Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
13 | ¥2,500 | 白 | 飯田 | 2023/12/3 |
「ボデガス チェロッソル ガルム ベルデホ」レビュー
ワインの外観
輝きあるレモンイエロー
ワインの香り
グラスを回す前:爽やかさ、レモン、白や黄色の花、しゃぼん、若干のシャキッとしたミネラル感
グラスを回した後:芳香性増す、ふんわり花の香り、しゃぼんやマスカットの甘い香り
ワインの味わい
中程度の食感、中庸な果実味は前面には出ないが爽やかさと厚みを持ち心地よい、酸はややしっかりめ、ほのかなフローラル感とミネラル感が果実味を支えバランス良い、余韻に想定以上の果実味が残り高次元
その他コメント

ヴェルデホや南仏品種によくあるが、突出感はなく「さわやか」や「リッチ」などの形容が難しい、まさにバランスの良い白、美味しい
季節
|
グラス | 温度 | 軽重度 (10段階) |
秋 | 中ぶりびわ | 9-13℃ | 5 |
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輸入元情報
家族経営ながら、白の銘醸地ルエダで2番目の規模を誇るワイナリー
ボデガス・チェロッソルは白ワインの銘醸地ルエダで2番目に規模の大きい生産者です。創業者のホセ・マリア・ベガスとピラール・コルドベス夫妻は、二人とも両親の世代からワインの業界に関わり、結婚後の1988年に小さなプロジェクトとしてワイナリーを始めました。DOルエダの誕生から間もない時期で、カスティーリャ・イ・レオン州で初めて固有品種を守ろうとしたこのDOに、オーナー夫妻は全力を尽くしました。1992年に最新ステンレスタンクを導入し、生産量も20万本から500万本へと成長。リーズナブルながら品質にこだわったワインを生産しています。ルエダは1980年に原産地呼称が認定された、特に高品質な白ワインが有名な産地。ドゥロ川が運んできた沖積土や石灰粘土質、砂岩等の土壌で、標高は600~780m、なだらかな起伏にブドウ畑があります。 チェロッソルの畑はセゴビア県サンティウステ・デ・サン・ファン・ バウティスタ市に位置。最も古いベルデホの畑に恵まれている産地です。極力、古木のブドウを使い、プレフィロキセラの畑からは、非常に良質のブドウがとれます。100haの畑を所有の上、緊密なつながりを持つ150ものブドウ栽培農家との契約畑が400ha、年間500万本を生産しています。大規模ながらも特筆すべきは品質で、契約畑においても6月の初旬にはチェロッソルから技術者が直接畑に出向き状態をチェック、最高のブドウを収穫出来るようコントロールします。収穫後は低温でブドウを運びます。約20℃でワイナリーに届いたブドウは10℃までに落として、フレッシュさをキープ。12~24時間ほどの低温浸漬後、圧搾。フリーランと一番搾りのみを使用します。その後、低温(15~16℃)でゆっくり発酵。このように、厳格な温度管理をして低温を保ち、最大限に酸化を防いで、果実味キレイで爽やかでエレガントな白ワインを造っています。
樹齢100年の単一畑から生み出される芳醇なワイン。焼きリンゴ、ドライアプリコットやオレンジピールを思わせるアロマ。質の高い酸、豊かなコク、厚みがあり、長い余韻も魅力。
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史(てらい つよし)

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ