
「コルタデラ・テンプラニーリョ・ノーアディドサルフィテス」の香りや味わいコメント
生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
ボデガス アルベロ | Tem | 2019・2021 | スペイン | ラ・マンチャ |
Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
14 | ¥3,190 | 赤 | ENEOSマテリアル | 2023/6/29 |
「コルタデラ・テンプラニーリョ・ノーアディドサルフィテス」レビュー
ワインの外観
青の残ったダークチェリーレッド、濃いめ(2019)
青の入ったダークチェリーレッド、濃い(2021)
ワインの香り
(2019)
グラスを回す前:黒いベリーの果皮、獣っぽさ、木炭、ヒノキ
グラスを回した後:森の果実、干し肉、ジビエ、鉛筆の芯
(2021)
グラスを回す前:アントシアニン、黒いベリーの果皮、黒いスパイス
グラスを回した後:梅やほおずきのような自然派っぽさ、赤い木の実
ワインの味わい
力強い食感、果実味は力強くひきしまっていてタイト、タンニンも強く木炭のようなほろ苦さを伴う、酸は適度に、奥にほおずきのようなピュアな赤い風味あるが全体として力強くタイト(2019)
力強い食感、カシスのような果実味は力強く濃縮感あるが甘みは少ない、タンニンは力強くまだ若さもあり酸は適度に、果実の種子や森の赤い木の実を思わせるピュアな野性味(2021)
その他コメント

・SO2フリーなのでもっと柔らかいと思ったら非常にタイト。木炭の感じ強く、焦げた風味。(2019)
・2019が強いので2021だと荒々しいのではないかと思ったが、意外と若くても美味しい。タンニンは2019より粗いが果実味やピュアさがあり、バランスとれている。(2021)
季節
|
グラス | 温度 | 軽重度 (10段階) |
冬 | 大ぶりびわ | 21度前後 | 8 |
月額330円のエクセルには、「ワインの8段階評価」と「プライベートで買うかどうか(5段階)」も記載しています。詳しくはワインコメント一覧と会員についてへ。
ワインコメント投稿のコンセプト
「同業の参考になるコメントをupしたい」という想いからです。
プロのワインコメントを知りたい時がありませんか?…でも、検索しても輸入元の説明をコピペした商品がHITし、私たち飲食業が参考にしたいプロのコメントを見つけるのは困難です。そこで自分でアップしようと思い、頑張ってアップしています。月額330円でこの情報をエクセルでまとめたものも入手いただけます。詳しくは下記をご覧ください。
輸入元情報
ヴィーガンワインも手掛ける、こだわり抜いたワイン造りの生産者
スペイン中央部に広がるラ・マンチャ地方はスペインワインの50%を占める一大産地。その中において独立した地区認定を受けるリベラ・デル・フーカル。広いラ・マンチャのうちこの地区だけ特別とされる理由は、海抜が高く比較的冷涼な土地柄のため。ラ・マンチャの大部分とは異なり、ぶどうが特に良質に熟することから独立した地区呼称が認められたのです。ボデガス・アルバロは、リベラ・デル・フーカルに数軒しかないワイナリーの一つです。 オーガニック、ヴィーガンワインも手掛けており、栽培からワイン造りの細部にまでこだわる家族経営のワイナリー。「自分たちの作ったワインを飲んでもらった時、この土地と、私たちの仕事ぶり、そしてボトルに込めた愛を感じてもらえたら嬉しい」と語ります。ワイン造りに対して、真摯で情熱のあふれる造り手です。
オーガニック、ヴィーガン、酸化防止剤無添加のワインです。夜間の葡萄収穫、速やかな搾汁、最適な温度調整、ひとつひとつの作業が丁寧に行われこのワインが出来上がっています。しっかりとした渋みのフルボディ。
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史(てらい つよし)

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ