カステロ アフルタード テンプラニーリョ

「カステロ アフルタード テンプラニーリョ」の香りや味わいコメント

生産者 ぶどう品種 ヴィンテージ 生産国 地方
ボデガス カステロ デ メディナ Tem 2023 スペイン ルエダ
Alc 参考価格(税別) 輸入元 試飲日
14.5 ¥1,800 稲葉 10/3/2025

「カステロ アフルタード テンプラニーリョ」レビュー

ワインの外観

カステロ アフルタード テンプラニーリョの外観

やや青の残るダークチェリーレッド、粘性高め

ワインの香り

グラスを回す前:ダークチェリーやそのジャム、スミレ、黒胡椒

グラスを回した後:よりスミレや胡椒のような華やかさ出る

ワインの味わい

滑らかな食感、思ったより果実味はしっかりしており凝縮感あるが重くはない、酸は中~優しめ、タンニンはやや強め、しっとり滑らか、熟成肉やこぶ出汁のような旨味、コーヒーのような香ばしさ、食パン一斤を切ってすぐの中の白い部分のような(パンドミ)

その他コメント

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
輸入元情報では8~10℃推奨
仏シラー2018、14、1000円台だろうけど、2~3000円の味わいと予想も、スペインのTem。
輸入元情報では、「8度から10度に冷やして飲んで頂くとこのワインの美味しさが十二分に味わえます。」とのこと実際にやってみた結果は有料会員のエクセルに記入しています。
季節

グラス 温度 軽重度
(10段階)
中ぶりびわ 19℃前後 6

月額330円のエクセルには、「ワインの8段階評価」と「プライベートで買うかどうか(5段階)」も記載しています。詳しくはワインコメント一覧と会員についてへ。

「季節・温度・料理・好み・グラスについて」を読む

ワインを美味しく飲むための大きなポイントは、温度とグラスです。これらを変えるだけで全く味が変わります。私たちサービスマンはこの2つを工夫するだけでお客様に家で飲むよりも美味しいワインを提供できます。

そしてもう1つ、意外と季節でも味が全く違います。食材が変わるから?もちろんそれもありますが、料理ナシで飲んでも違うんです。温度や湿度など色々な影響を受けて味覚の体感が違うのでしょうね。

このワインコメント投稿で「合う料理」に言及することは稀(まれ)です。というのも、同じ料理名でもちょっとした味付けの違いで相性が変わり、情報として発信するには、ブレ幅が大きすぎると考えるからです。

さて、グラスについては私独自の「果実のびわ」などの言葉がでます。どんなグラスを指しているかや、飲食店や家庭で揃えるべきグラスについては今後、写真付きの記事にしたいと思っていますが、ひとまず「びわ」はいわゆるボルドー型のものと思っていただければ幸いでございます。

ワインコメント投稿のコンセプト

「同業の参考になるコメントをupしたい」という想いからです。

プロのワインコメントを知りたい時がありませんか?…でも、検索しても輸入元の説明をコピペした商品がHITし、私たち飲食業が参考にしたいプロのコメントを見つけるのは困難です。そこで自分でアップしようと思い、頑張ってアップしています。月額330円でこの情報をエクセルでまとめたものも入手いただけます。詳しくは下記をご覧ください。

ワインコメント一覧と会員について

輸入元情報

「ベルデホの伝統の地」

ルエダでは19世紀頃からベルデホが植えられています。ベルデホには冬は寒く、夏は暑く乾燥した気候が必要になり、周囲を山に囲まれた標高750~800mの高台に広がり、大陸性気候の影響を受けたこの地域は最適です。また、日中の暑さが葡萄の糖度を上げ、夜の寒さが酸を保ちます。砂と砂利を含む粘土質土壌で、他の作物が育たない程痩せています。ソーヴィニヨン ブランも同様の場所を好みます。

「羅針盤と時計のラベル。常に高い品質を目指す」

ルエダの伝統的なワイン造りの手法と最新の設備と技術を融合させ、モダンなスタイルのワインを生み出しています。タンク熟成のワインは、高い品質を目指すという意味を込めた羅針盤のラベルです。また樽熟のワインは熟成の時間を意識した時計をデザインしたラベルです。ボデガの名称は、メディナ デル カンポの歴史的なシンボルである、有名なモタ城に敬意を表して付けました。

「100%自家畑だから収量制限など品質向上が図れる」

畑は標高750~800mの高台に広がっており、平均樹齢は20~25年。このエリアは、大陸性気候の影響を受け、長く寒い冬がある一方、春は短く、夏は暑く乾燥しています。土壌は、砂と砂利を含む粘土質で、他の作物は育たないほどやせています。カステロ デ メディナでは、100%自家畑にこだわっています。ルエダには40以上の生産者がいますが、100%自家畑の生産者はそのうち2~3割です。すべて自家畑ですから、収量制限をして品質を上げることができます。また、畑の近くにワイナリーがあるため、収穫後20分以内に葡萄を運ぶことが出来ます。

「低温を保つことが、きれいなアロマを引き出すポイント」

収穫した葡萄は、除梗後、パイプを通し6度に冷やします。その後、圧搾機にかけます。澱が沈殿するまで48時間置きます。良い香りを得るため、14~16度の出来る限り低い温度で、3週間かけて発酵させます。そのまま澱と共に、低い温度で6ヶ月寝かせます。

「アフルタード(afrutado)」はフルーティという意味で、その名が示すとおり非常にフルーティでフレッシュなワインです。葡萄の樹齢は23~28年、仕立てはダブル コルドンです。収穫した葡萄は除梗せず房のまま密閉式のステンレスタンクに入れ、セミ マセラシオン カルボニックを3日間行い、フルーティでフレッシュなアロマを抽出します。少し紫がかった濃いチェリーレッド。ラズベリーやブラックベリー、チェリーのフレッシュなアロマにスミレやスイセンの花、リコリスのアロマが混ざります。口に含むとレッドベリーやブラックベリーの果実のフレイバーが感じられます。心地よい酸があり、非常にバランスのとれた柔らかな味わいです。8度から10度に冷やして飲んで頂くとこのワインの美味しさが十二分に味わえます。

この記事を書いている人

OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ

 寺井 剛史(てらい つよし)

ソムリエ寺井剛史

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。

北九州「技の達人」認定者 / 福岡県知事表彰 受賞
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ