
「シウタッツ ガルナッチャ ブランカ」の香りや味わいコメント
生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
アルテロヴィヌム | ガルナッチャ・ブランカ100% | 2021 | スペイン | カタルーニャ |
Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
14 | ¥2,300 | 白 | ディオニー | 2023/6/26 |
「シウタッツ ガルナッチャ ブランカ」レビュー
ワインの外観
レモンイエロー
ワインの香り
グラスを回す前:青りんご、メロン、ヨーグルト
グラスを回した後:香りの変化あまりない
ワインの味わい
香り同様の果実味(柑橘、青りんご、メロン)がしっかりと豊かにあり、酸も強め、白桃や花の蜜を思わせる甘い風味もあり華やか、余韻には柔らかな丸みもあり、酸が強いワインと忘れてしまうほど、果実味・酸・丸みのバランスよく余韻も長い
その他コメント

香りが取りにくい
季節
|
グラス | 温度 | 軽重度 (10段階) |
春 | 大ぶりびわ | 9-14℃ | 6 |
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ワインコメント投稿のコンセプト
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輸入元情報
カタルーニャのガルナッチャ(白・赤)を日々の喜びにしたい!
生産者Oriol Perez de Tudela(ウリオル・ペレス・トゥデラ)は、カタルーニャ州タラゴナ県北西部、ビラべリャ村の出身です。(バルセロナから車で1時間半ほど南下。ペネデスとコンカ・デ・バルベラのちょうど中間程です。)小さい頃の思い出といえば、叔父の畑を走り回っていた事というほどで、小さい頃からブドウ栽培に親しんできました。この地域では今でもコーペラティブの影響力が強く、収穫されたブドウは主にコーペラティブに売られます。(コーペラティブに売らないと”非国民”と呼ばれる、という老人もいるほどです。)土地が広く気候の安定したタラゴナ県(及びスペイン全土)のブドウの価格は下落する一方で、ワインで生計を立てるつもりのなかったウリオルは、大学では哲学を学び小さな新聞社に就職。ジャーナリストとしてキャリアをスタートさせます。ところが、スペインバブル崩壊の影響から不況が続き、新聞社からは給料未払いが続いたため退職。その後外資の電気通信会社の営業職に再就職します。毎日サンプルを担ぎながら顧客訪問する日々。お金のために、好きでもない通信機器を売る生活は、経済的には安定していましたが、精神的にはそれまでで一番辛かったとウリオルは語ります。
プリオラートやテラ・アルタで学んだウリオルがコンサルタントとしてプロデュースするシリーズでシウタッツはCityの意味です。ガルナッチャブランカをプレス後ステンレスタンクで発酵・熟成しました。クリアなグリーンがかったライトイエロー、爽快なライムやレモネードの香り、軽快でフレッシュなアタックにミネラリーな中盤、柑橘のほろ苦さをアクセントにスッキリとしたアフターを迎えます。
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史(てらい つよし)

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ