
「ブルゴーニュ ピノ・ノワール」の香りや味わいコメント
生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
ル・ブルジョン | PN | 2021 | フランス | ブルゴーニュ |
Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
12.5 | ¥2,450 | 赤 | フィラディス | 2024/1/29 |
「ブルゴーニュ ピノ・ノワール」レビュー
ワインの外観
青の抜けだラズベリーレッド
ワインの香り
グラスを回す前:赤い果実、鉄分、マグロの赤身、赤い花
グラスを回した後:鉄っぽい香り強まる
ワインの味わい
赤い果実のフレッシュな果実味、活き活きと力強い酸、タンニン思ったより強く、このタンニンが鋭い酸をある程度中和させており、肉料理との相性を上げてくれる
その他コメント

ブルゴーニュ・ルージュが4,000円を超える中、驚異の価格。ただし、値段相応。(とはいえ、4,000円台にもこんな感じのブルゴーニュはある)、低価格でブルゴーニュにこだわる人には良い
季節
|
グラス | 温度 | 軽重度 (10段階) |
春 | 中ぶりびわ | 19℃前後 | 3 |
月額330円のエクセルには、「ワインの8段階評価」と「プライベートで買うかどうか(5段階)」も記載しています。詳しくはワインコメント一覧と会員についてへ。
ワインコメント投稿のコンセプト
「同業の参考になるコメントをupしたい」という想いからです。
プロのワインコメントを知りたい時がありませんか?…でも、検索しても輸入元の説明をコピペした商品がHITし、私たち飲食業が参考にしたいプロのコメントを見つけるのは困難です。そこで自分でアップしようと思い、頑張ってアップしています。月額330円でこの情報をエクセルでまとめたものも入手いただけます。詳しくは下記をご覧ください。
輸入元情報
フィラディスがブルゴーニュの信頼できる生産者とのコラボレーションで仕込んだブルゴーニュ・ピノ・ノワールは、熟度の高い果実を厳選して使い、手頃な価格ながらエレガントなスタイルを追求した1本。価格が異常なほどに高騰するブルゴーニュにおいて、2,000円台で成し得る最大限の水準に達した自信作です。もぎたてのイチゴやサクランボの瑞々しい香りがたっぷり、フローラルな印象も仄かに。味わいは軽めのタッチながら柔らか、フルーツ感たっぷりで分かり易く美味しいと感じられるスタイルです。
お料理と合わせるならば、あまり濃いソースは使わずにシンプルにグリルしただけの肉料理が良いですね。豚肉のソテーや塩味の焼き鳥、赤身魚のお刺身などがおすすめ。あまり煮込み過ぎなければトマト系煮込みも合いますよ(トマトの酸味が残る程度で!)。≪良い状態で楽しむには、いつ抜栓する?≫:
開けたてから十分にフレッシュで柔らかく、そして甘酸っぱい果実味が広がります。時間経過によりその果実味がどんどんふくよかになっていく感じ。30分も経てばすっかり開いてヴォリューム感が増しますので、事前の抜栓を忘れていても全く問題無し。いつでも気楽に楽しんでください!≪このワインがもっとおいしくなる温度設定≫:
僕は「ちょっとだけ冷やし過ぎちゃったかな」くらいの温度帯が一番おいしく感じました。セラー保管でも出してから15-20分くらいでも冷蔵庫で温度を下げてみては。常温保管だったら1時間くらいは冷やしておいても良いと思いますよ。ピュア&クリアな果実味が楽しめるのはそのくらいの温度です。≪おすすめのワイングラス形状・サイズ≫:
あまり大き過ぎないブルゴーニュ型(丸いバルーン型グラス)が一番おいしいと思いますが、ノーマルなボルドータイプ(口細・卵型)でも全然問題ありません。果実感がパワフルに凝縮するのはボルドー型ですね。色々比べて飲んでみてください!
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史(てらい つよし)

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ