ヴィッラ・ローゼン モーゼル リースリング

「ヴィッラ・ローゼン モーゼル リースリング」の香りや味わいコメント

生産者 ぶどう品種 ヴィンテージ 生産国 地方
ヴァイングート・ドクター・ローゼン Ri 2022 ドイツ モーゼル
Alc 参考価格(税別) 輸入元 試飲日
8.5 ¥2,050 モトックス 2025/6/19

「ヴィッラ・ローゼン モーゼル リースリング」レビュー

ワインの外観

ヴィッラ・ローゼン モーゼル リースリングの外観

透明感あるレモンイエロー、緑入っている

ワインの香り

グラスを回す前:レモン、ハーブ(レモングラス、ミント)、白い花、石灰、ソープ

グラスを回した後:ミネラル感増す、貝殻や鉱石、砂利、硝煙、少しタールや石油製品

ワインの味わい

滑らかな食感、しっかりとした鋭い酸があるが、糖度と熟した柑橘のような果実味もあり、バランス良い、清々しくも甘い魅力が円やかに存在しつつ、キュッと口をすぼませる酸とミネラルは堅い、相反するが見事に共存

その他コメント

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
梅雨~夏に元気を取り戻させてくれる白
流石のドクター・ローゼン!
季節

グラス 温度 軽重度
(10段階)
梅雨 中ぶりびわ 7-11℃ 4

月額330円のエクセルには、「ワインの8段階評価」と「プライベートで買うかどうか(5段階)」も記載しています。詳しくはワインコメント一覧と会員についてへ。

「季節・温度・料理・好み・グラスについて」を読む

ワインを美味しく飲むための大きなポイントは、温度とグラスです。これらを変えるだけで全く味が変わります。私たちサービスマンはこの2つを工夫するだけでお客様に家で飲むよりも美味しいワインを提供できます。

そしてもう1つ、意外と季節でも味が全く違います。食材が変わるから?もちろんそれもありますが、料理ナシで飲んでも違うんです。温度や湿度など色々な影響を受けて味覚の体感が違うのでしょうね。

このワインコメント投稿で「合う料理」に言及することは稀(まれ)です。というのも、同じ料理名でもちょっとした味付けの違いで相性が変わり、情報として発信するには、ブレ幅が大きすぎると考えるからです。

さて、グラスについては私独自の「果実のびわ」などの言葉がでます。どんなグラスを指しているかや、飲食店や家庭で揃えるべきグラスについては今後、写真付きの記事にしたいと思っていますが、ひとまず「びわ」はいわゆるボルドー型のものと思っていただければ幸いでございます。

ワインコメント投稿のコンセプト

「同業の参考になるコメントをupしたい」という想いからです。

プロのワインコメントを知りたい時がありませんか?…でも、検索しても輸入元の説明をコピペした商品がHITし、私たち飲食業が参考にしたいプロのコメントを見つけるのは困難です。そこで自分でアップしようと思い、頑張ってアップしています。月額330円でこの情報をエクセルでまとめたものも入手いただけます。詳しくは下記をご覧ください。

ワインコメント一覧と会員について

輸入元情報

世界最高レベルのリースリングを世に送り出す、“リースリングの伝道師”、アーネスト・ローゼン氏

アーネスト・ローゼン氏は偉大な伝統を受け継ぐドイツワインの名家に生まれました。ドクター・ローゼン醸造所はモーゼル川沿いで二百年もワイン造りを営んでいるのだから、誰もがアーネストが家業を継ぐのは当然だと思うことでしょう。しかし、現実は違いました。若かりしアーネストは実家のブドウ畑よりもこの地域に集中するローマ遺跡の方により興味を抱いていたので、大学では考古学を専攻しました。

しかし、1980年代に入り突如人生の選択を迫られます。父親は醸造所の代替わりを考えていましたが、子どもたちのうち引き継げる年齢に達しているものがいないか、または年齢に達していても興味があるものがいませんでした。そんな中、アーネストが家業を継いだのは、ドラマチックに言えば自分の運命と向き合う時が来たと言えるでしょうが、実際は残りくじを引かされた選択だった、という方が正しいでしょう。しかし蓋を開けてみれば、古いローマ遺跡の崩れた石より、実家のブドウ畑の砕けたスレート石の方が向いていると実感したのです。

それからは、これまでの情熱をワイン造りに注ぎ込むことになります。栽培・醸造学においてドイツで高名なガイゼンハイム大学で醸造学を修め、世界の偉大なワインを求めて自ら調査を始めました。オーストリア、ブルゴーニュ、アルザスを始め、カリフォルニアへも旅しました。偉大なワインがあるところにはどこにでも出向き、名の知れた醸造家たちの共通点を探し求めたのです。そこでアーネストは、偉大と言われる人々は皆、自らの文化的遺産ともいえる伝統を堂々と示す明確なコンセプトを持ったワイン造りに対する献身と情熱に溢れていることを発見します。またそれと同時に、伝統への敬意を持ちながらも固執しすぎない広い見識を持ち合わせていました。そうすることで、伝統だからといって全てを頑なに守るのではなく、品質の向上になるなら近代的な醸造技術を取り入れるという、ゆとりが生まれるのです。

アーネストをアーネストたらしめているのはこの大きな視点であり、それは伝統と革新のバランスを取るという哲学なのです。この考え方があったからこそ、簡単で馴染みやすく、すでに試された、必ずしも真実ではないものという枠を超えて、真にワールドクラスとなる独自のワインを造り上げたのです。

Man of the Year 2005!

近年、ローゼン氏の20年間以上にも及ぶドイツワインの質の向上とワイン市場の活性化への貢献が大きく評価され、イギリスの権威あるワイン専門誌『Decanter』にて、2005年『Man of the Year』(マン・オブ・ザ・イヤー)の名誉に輝いています。

これは、ドイツの生産者としては初めてとなる快挙でした。また今回の受賞では、自身の最高品質のリースリングワインとともに、世界各地での活動によって、「白ワインの王」とも言われるリースリングを世界中に再認識させた功績が高く評価されています。

デキャンター誌で「世界の白ワイン生産者」のトップ5位入賞を果たしたアーネスト・ローゼン氏のリースリング・ワイン。きれのよい酸味と程よい甘味が抜群のバランスです。

この記事を書いている人

OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ

 寺井 剛史(てらい つよし)

ソムリエ寺井剛史

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。

北九州「技の達人」認定者 / 福岡県知事表彰 受賞
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ