「バルバレスコ ガイア プリンチペ」の香りや味わいコメント

バルバレスコ ガイア プリンチペ ワインコメント一覧

「バルバレスコ ガイア プリンチペ」の香りや味わいコメント

生産者 ぶどう品種 ヴィンテージ 生産国 地方
アジエンダ アグリコーラ ロベルト サロット Ne 2020 イタリア ピエモンテ
Alc 参考価格(税別) 輸入元 試飲日
16.5 ¥6,500 稲葉 2026/8/10

「バルバレスコ ガイア プリンチペ」レビュー

ワインの外観

バルバレスコ ガイア プリンチペの外観

オレンジがかったダークチェリーレッド、粘性強い

ワインの香り

グラスを回す前:黒と赤の果実に加え、オレンジやバナナも加えてシナモンなどのスパイスとコンポートしたような、花束、紅茶、アップルティー、蜂蜜

グラスを回した後:シナモンや紅茶の茶葉のような茶色い香りに、スパイスの清涼感(コーラのような)

ワインの味わい

力強い食感、果実の完熟感あり濃厚さ、タンニン非常に強く収斂性ある、酸は中程度、香り同様の複雑味が広がる、Alcの熱を感じるがそれも心地よい、肉と合わせたくなるがワインが強くなりすぎることもあるので注意

その他コメント

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
瞑想的に食後に飲むにも良いイタリアワインの女王
Alc16.5%!?その割にはバランス良いけど、10年前くらいはもっとタイトさもあって良かった気がする。今もすごく美味しいとは思うけど、香りに陰干しっぽさ強すぎる気がする
季節 グラス 温度 軽重度
(10段階)
大ぶりびわ 20℃前後 8

月額330円のエクセルには、「ワインの8段階評価」と「プライベートで買うかどうか(5段階)」も記載しています。詳しくはワインコメント一覧と会員についてへ。

「季節・温度・料理・好み・グラスについて」を読む

ワインを美味しく飲むための大きなポイントは、温度とグラスです。これらを変えるだけで全く味が変わります。私たちサービスマンはこの2つを工夫するだけでお客様に家で飲むよりも美味しいワインを提供できます。

そしてもう1つ、意外と季節でも味が全く違います。食材が変わるから?もちろんそれもありますが、料理ナシで飲んでも違うんです。温度や湿度など色々な影響を受けて味覚の体感が違うのでしょうね。

このワインコメント投稿で「合う料理」に言及することは稀(まれ)です。というのも、同じ料理名でもちょっとした味付けの違いで相性が変わり、情報として発信するには、ブレ幅が大きすぎると考えるからです。

さて、グラスについては私独自の「果実のびわ」などの言葉がでます。どんなグラスを指しているかや、飲食店や家庭で揃えるべきグラスについては今後、写真付きの記事にしたいと思っていますが、ひとまず「びわ」はいわゆるボルドー型のものと思っていただければ幸いでございます。

ワインコメント投稿のコンセプト

「同業の参考になるコメントをupしたい」という想いからです。

プロのワインコメントを知りたい時がありませんか?…でも、検索しても輸入元の説明をコピペした商品がHITし、私たち飲食業が参考にしたいプロのコメントを見つけるのは困難です。そこで自分でアップしようと思い、頑張ってアップしています。月額330円でこの情報をエクセルでまとめたものも入手いただけます。詳しくは下記をご覧ください。

ワインコメント一覧と会員について

輸入元情報

大規模なワイナリーでの経験が今に生きる

現在のオーナー、ロベルト サロットがワイン造りを引き継ぐことを決心したのは、彼が15歳のときでした。当時、地元では国際市場に進出することなく、地元消費向けに注力するワイナリーが多い中、ロベルトは地元だけでなく国際市場にも目を向けたワイン造りをするという思いを持っていました。1800年代より葡萄栽培を続けている家系でしたが、実家のワイナリーはとても小さく、国際市場に進出できるような力は持っていなかったこともあり、ロベルトは醸造学校卒業後、大規模なワイナリーやガヴィの生産者組合で働き、経験を積みました。そうした経験が糧となり、自身のワイナリーで独自のワイン造りを確立、質の高いワイン造りを行っています。2020年の来日セミナーでも「大規模なワイナリーや生産者組合では、葡萄栽培やワインの醸造、樽での熟成方法など、様々なことを学びました。この経験を経て、私自身成長することができ、そして現在に至るまでの哲学を生み出すことができました」とロベルトは語っています。

長年かけて到達したロベルト サロット独自のワイン造り

そのひとつが、アパッシメントによる製法でした

ワイン造りにおいて、ロベルトが念頭に置いているのが味わいのバランスです。彼は、常に誰にとっても好ましい味わいであることが大切だと考えています。こうした味わいを造り出すために、伝統をとても大切にしていますが、同時に新しい要素が必要だと彼は考えました。そこで彼は、誰よりも早く、バローロやバルバレスコにアパッシメントの考えを持ち込みました。軽くアパッシメントをすることで、粗く強いネッビオーロのタンニンは、丸く柔らかな味を帯び、すぐに飲んでも美味しく、長期熟成もできるバローロやバルバレスコとなりました。そうして、ロベルト サロット独自のスタイルを確立しました。

2020年の来日セミナーでも「ワイン造りには想像力が重要です。これが無ければ何も生み出すことができません。時には、主流に逆らって前に進むことも必要です。ここに辿り着くまでには長い年月がかかりました。そして、勇気をもって立ち向かう必要がありました」とロベルトは語っています。

一軒のワイナリーで主要なピエモンテのワインを造れる存在

高品質で様々な銘柄のワインを、手に取り易い価格で提供する数少ない個人生産者

醸造学校に通い始めた頃から、ロベルトは国際市場に進出するという野望を持っており、そのためには、小さなワイナリーでも幅広いタイプのワインを造るべきだと考えていました。卒業後に働いた大規模ワイナリーや生産者組合では、どの畑やどの農家の葡萄が良いかといった知識を得ることが出来ました。そして、実家のワイナリーを引き継ぐと、良い畑を少しずつ買い足してきました。現在、サロット家は8つの村に約95haの畑を管理しています。そして、そのほとんどがD.O.C.G.やD.O.C.エリアにあります。

このように自らが描いていたビジョンを長年かけて実現し、現在では個人生産者でありながら、多くの銘柄のワインを造れるまでに成長し、国際市場でも認められるようになりました。「バローロ、バルバレスコ、ガヴィ、モスカート ダスティといったピエモンテの主要な銘柄を網羅し、さらには手に取り易い価格で提供している数少ない個人生産者』と言え、これこそがロベルト サロットの最大の強みです。

この記事を書いている人

OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ

寺井 剛史(てらい つよし)

ソムリエ寺井剛史

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、
プレゼントワインショップ
を設立。

  • 北九州「技の達人」認定者
  • 福岡県知事表彰 受賞
  • 技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
  • レストランサービス技能士1級
  • 日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ

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