ラクリムス ホワイト

「ラクリムス ホワイト」の香りや味わいコメント

生産者 ぶどう品種 ヴィンテージ 生産国 地方
ロドリゲス・サンソ テンプラニーリョ・ブランコ 2024 スペイン リオハ
Alc 参考価格(税別) 輸入元 試飲日
13 ¥2,100 アズマコーポレーション 2025/9/18

「ラクリムス ホワイト」レビュー

ワインの外観

ラクリムス ホワイトの外観

若干のベージュっぽさあるレモンイエロー、粘性中程度

ワインの香り

グラスを回す前:熟した黄色い果実、バナナ、洋ナシ、ライチのコンポート、生クリーム

グラスを回した後:ヨーグルト、バニラ、石灰

ワインの味わい

中程度~やや強めの食感、ぶどうの熟度を感じる果実味は南国果実を思わせ、酸はしっかり、華やかなミネラルを溌剌と感じ、コーヒーのような香ばしさを適度に感じ、余韻にほろ苦さ

その他コメント

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
重心低めの骨格あるワインながら溌剌感もありバランス良い
リオハの白と分かって試飲。樽を感じるものの、コッテリ感はなく、キレイ。
季節

グラス 温度 軽重度
(10段階)
中ぶりびわ 9-13℃ 6

月額330円のエクセルには、「ワインの8段階評価」と「プライベートで買うかどうか(5段階)」も記載しています。詳しくはワインコメント一覧と会員についてへ。

「季節・温度・料理・好み・グラスについて」を読む

ワインを美味しく飲むための大きなポイントは、温度とグラスです。これらを変えるだけで全く味が変わります。私たちサービスマンはこの2つを工夫するだけでお客様に家で飲むよりも美味しいワインを提供できます。

そしてもう1つ、意外と季節でも味が全く違います。食材が変わるから?もちろんそれもありますが、料理ナシで飲んでも違うんです。温度や湿度など色々な影響を受けて味覚の体感が違うのでしょうね。

このワインコメント投稿で「合う料理」に言及することは稀(まれ)です。というのも、同じ料理名でもちょっとした味付けの違いで相性が変わり、情報として発信するには、ブレ幅が大きすぎると考えるからです。

さて、グラスについては私独自の「果実のびわ」などの言葉がでます。どんなグラスを指しているかや、飲食店や家庭で揃えるべきグラスについては今後、写真付きの記事にしたいと思っていますが、ひとまず「びわ」はいわゆるボルドー型のものと思っていただければ幸いでございます。

ワインコメント投稿のコンセプト

「同業の参考になるコメントをupしたい」という想いからです。

プロのワインコメントを知りたい時がありませんか?…でも、検索しても輸入元の説明をコピペした商品がHITし、私たち飲食業が参考にしたいプロのコメントを見つけるのは困難です。そこで自分でアップしようと思い、頑張ってアップしています。月額330円でこの情報をエクセルでまとめたものも入手いただけます。詳しくは下記をご覧ください。

ワインコメント一覧と会員について

輸入元情報

ワイナリーは1810年、ルエダに創業。現当主は5代目のハヴィエル・ロドリゲスです。また彼の新しい拠点として2002年にリオハにワイナリーを造りました。農業工学技術者でありMBAを取得した彼は、以前に近代醸造研究の総本山であるデイビス校スペインにてSIS(土壌分析装置)の開発リーダーを務めた経歴を持ち、土壌分析とそれに基づく畑のマネージメントのスペシャリストとして知られています。自分のワイナリーにその全てのノウハウを注ぎ込み、土壌の個性をリスペクトしたワイン造りに取り組んでいます。 『私はワインデザイナーだ』と自分をこう表現する彼は、土地の葡萄やワインの伝統を尊重しつつ、モダンスタイルを取り入れるなど、個々のワインに対して様々な試みを行っています。例えば、木材を購入して樽職人にカスタマイズさせたり、醸造も科学的根拠に基づいた最新技術を取り入れたりと、それぞれのワインから、彼の緻密さが垣間見える造りとなっています。これまで多くのワイン品評会にも出品をし、評論家からも高い評価を得ています。今日においても新商品開発の勢いはとどまるところを知らず、常に新しいワイン造りにチャレンジしています。
希少品種テンプラニーリョ・ブランコの素晴らしさが味わえる1本

テンプラニーリョ・ブランコ種は黒葡萄のテンプラニーリョ種の突然変異で生まれた品種と言われています。栽培は主にリオハで行われていて、そのリオハでの黒葡萄のテンプラニーリョ種の総面積は約20万ha。それに対し、白葡萄のテンプラニーリョ・ブランコはたったの760ha。つまり黒葡萄に対して、白葡萄は約0.4%のみの栽培となる希少品種です(DOCaリオハ 2019年統計から参照)。品種の特徴はクセの無い飲み口、そして適度に冷涼感が感じられる所にあります。ラクリムス・ホワイトは、その長所を最大限に生かした造りを行っています。畑のロケーションはリオハの標高620mのモンテ・イエルガ山の麓に位置します。土壌は砂質石灰土壌。1haあたり36hlという低収量を実践。収穫は手摘みで行われ、発酵は野生酵母にてステンレスタンクで行い、熟成はフレンチオーク(ヴォージュ産)225L樽(新樽比率30%)で行われます。年間生産本数6000本。うち、日本への輸入は年間1200本を予定しています。

〜テイスティングコメント〜

ブランコ種特有のクセの無い、冷涼感あふれる味わいと樽のニュアンスが絶妙です。白身魚のグリルなどと共に。

この記事を書いている人

OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ

 寺井 剛史(てらい つよし)

ソムリエ寺井剛史

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。

北九州「技の達人」認定者 / 福岡県知事表彰 受賞
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ