
「ロッソ プロヴィンシア ディ ヴェローナ」の香りや味わいコメント
生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
トッレ ドルティ | コルヴィーナ55%、ロンディネッラ20%、 メルロ15%、コルヴィノーネ10% |
2022 | イタリア | ヴェネト |
Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
14.5 | ¥2,500 | 赤 | 稲葉 | 2025/2/12 |
「ロッソ プロヴィンシア ディ ヴェローナ」レビュー
ワインの外観
青のほぼ抜けたダークチェリーレッド
ワインの香り
グラスを回す前:黒系果実、シナモンなどで煮たダークチェリー、ラズベリーチョコ
グラスを回した後:ブルーベリージャム、スパイス、毛皮
ワインの味わい
滑らかな食感、濃縮感を感じる果実味、しっかりしたタンニンあるがワインの濃密感とマッチ、酸中程度、シナモンやチョコを思わせる風味(ホットワインに感じるようなスパイス感)
その他コメント

昔より甘濃さ減っているかもだが、きちんと陰干し感、干しぶどうっぽさある。冬に良い。
季節
|
グラス | 温度 | 軽重度 (10段階) |
冬 | 中ぶりびわ | 20℃前後 | 6 |
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輸入元情報
ヴェネト州のクストーツァ、ロンバルディア州のラ プレンディーナでワイン造りを行う、ピオーナ家が所有するワイナリー。2000年にピオーナ家がヴァルポリチェッラの畑を購入し、この地でワイン造りがスタートしました。フランコ ピオーナを中心に伝統的な産地で革新的なワイン造りに挑んでいます。
ルチアーノのアイデアによる新しいスタイルのワイン。ヴァルポリチェッラの伝統的な手法リパッソで造りますが、漬け込みにプレンディーナのガルダ メルロ ファイアル(I308)の搾りカスを使います。ファイアルはアマローネではありませんが、最大3ヶ月アパッシメントしています。「コルヴィーナやロンディネッラのチェリーやペッパーの風味に、メルロのカシスやブラックベリーが組み合わさったら面白いと思い、このワインを造りました」とルチアーノは話していました。9月末にコルヴィーナとロンディネッラ、コルヴィノーネで、ベースとなるワインを仕込みます。それを、ガルダ メルロ ファイアルを抜き取り残った葡萄の搾りかすに入れると、より力強い味わいになります。バリック(2回、3回使用樽)と20hL入りの樽で12ヶ月熟成させます。
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史(てらい つよし)

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ