
「デュカ・タウレロ・モンテプルチャーノ・ダブルッツォ」の香りや味わいコメント
生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
カサール・タウレロ | モンテプルチアーノ | 2018 | イタリア | アブルッツォ |
Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
14 | ¥3,000 | 赤 | カリテ・エ・プリ | 2024/2/21 |
「デュカ・タウレロ・モンテプルチャーノ・ダブルッツォ」レビュー
ワインの外観
奥が透けない濃いダークチェリーレッド、若干青が残る
ワインの香り
グラスを回す前:カシスLiq、プラムコンポート、シナモン、バニラ、コーヒー
グラスを回した後:華やかさ出る、赤い花、火にかけたチェリー、木炭
ワインの味わい
厚みある食感、凝縮感ある果実味、収斂性ある力強いタンニン、酸が口中をキュッと引き締める、黒胡椒やシナモンのようなスパイス、香りに甘さはあるが味わいはタイト、力強さ多く感じたい場合は中ぶりグラスで
その他コメント

黒い果実を火にかけたような濃密な香りながら、味わいはタイトでクラッシックさある、好みのタイプ
季節
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グラス | 温度 | 軽重度 (10段階) |
冬 | 大ぶりびわ | 20℃前後 | 8 |
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輸入元情報
「アブルッツォで一番美味しいワインを造る」
イタリア・ローマの東に位置するアブルッツォ州で一番美味しいワインを造る、16世紀の貴族、タウレロ家に由来するワイナリー。1961年創設時より、こだわりは一貫して”高品質”。現代の技術とこれまで培った経験により生み出される品質の高さは、今やアブルッツォ州にとどまらず、イタリアを代表するワインに。2003年には、イタリア屈指のエノゴロ(醸造技術者)11人のひとりに選ばれ、国際コンクールで数々のタイトル受賞してきました。
地方独特の伝統をもつワイン造り
カサールタウレロの歴史はアブルッツオ地方の輝かしいワイン造りの伝統に由来します。
ワイン作りの職人達の細かい手作業と協力、そしてアブルッツオの土地で育つブドウの賜物です。古代ローマ人によって「アプラティアム」と呼ばれたこの地域の中心、そこはアドリア海へ伸びるなだらかな山の坂に位置するのですが、この土地からは最高のブドウが何世紀にも渡り栽培され、質のよいワインが産出されています。
特徴
スロヴェニア産のオーク大樽で15ヶ月、その後バリックで1年間熟成。
アメリカンチェリー、ワイルドベリーなどのベリーの香りとクローヴ、黒胡椒などのスパイシーな香りにバリック熟成からくる品の良いバニラ香が複雑に絡み合っています。
十分な果実味とタンニンを持っていますが非常ににきめが細かく舌の上を滑らかにコクのある味わいが覆います。
タウレロ公爵の名を冠した、まさにカサールタウレロの品質の証明。生産者の自信にあふれた思い入れの強いワインです。合う料理
赤身肉のロースト、グリル 熟成した白カビチーズ、ウォッシュタイプチーズ ジビエ料理とも
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史(てらい つよし)

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ