「マルケス・デ・ラ・コンコルディア・リオハ・サンティアゴ」の香りや味わいコメント

「マルケス・デ・ラ・コンコルディア・リオハ・サンティアゴ」の香りや味わいコメント

生産者 ぶどう品種 ヴィンテージ 生産国 地方
マルケス デ ラ コンコルディア Tem 2000 スペイン リオハ
Alc 参考価格(税別) 輸入元 試飲日
13.5 ¥2,000 稲葉 2023/12/6

「マルケス・デ・ラ・コンコルディア・リオハ・サンティアゴ」レビュー

ワインの外観

マルケス・デ・ラ・コンコルディア・リオハ・サンティアゴの外観

奥が透けないダークチェリーレッド

ワインの香り

グラスを回す前:ブルーベリー、ダークチェリー、赤い花、バニラ、チョコ

グラスを回した後:甘い果実香とスパイス香が広がる、チェリーパイ、バニラ、シナモン、チョコ

ワインの味わい

しっかりめの食感、黒果実の風味は凝縮感あり、強めのタンニンと力強い酸、口中には生果実の風味や火にかけた果実の風味、スパイス感が広がり風味豊か

その他コメント

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
旧来のリオハと違い酸があり軽やか
同ワイナリーの1つ上のレンジのクリアンサとはだいぶんイメージが異なる、軽快感のあるワイン
季節

グラス 温度 軽重度
(10段階)
中ぶりびわ 19-23℃ 5

月額330円のエクセルには、「ワインの8段階評価」と「プライベートで買うかどうか(5段階)」も記載しています。詳しくはワインコメント一覧と会員についてへ。

「季節・温度・料理・好み・グラスについて」を読む

ワインを美味しく飲むための大きなポイントは、温度とグラスです。これらを変えるだけで全く味が変わります。私たちサービスマンはこの2つを工夫するだけでお客様に家で飲むよりも美味しいワインを提供できます。

そしてもう1つ、意外と季節でも味が全く違います。食材が変わるから?もちろんそれもありますが、料理ナシで飲んでも違うんです。温度や湿度など色々な影響を受けて味覚の体感が違うのでしょうね。

このワインコメント投稿で「合う料理」に言及することは稀(まれ)です。というのも、同じ料理名でもちょっとした味付けの違いで相性が変わり、情報として発信するには、ブレ幅が大きすぎると考えるからです。

さて、グラスについては私独自の「果実のびわ」などの言葉がでます。どんなグラスを指しているかや、飲食店や家庭で揃えるべきグラスについては今後、写真付きの記事にしたいと思っていますが、ひとまず「びわ」はいわゆるボルドー型のものと思っていただければ幸いでございます。

ワインコメント投稿のコンセプト

「同業の参考になるコメントをupしたい」という想いからです。

プロのワインコメントを知りたい時がありませんか?…でも、検索しても輸入元の説明をコピペした商品がHITし、私たち飲食業が参考にしたいプロのコメントを見つけるのは困難です。そこで自分でアップしようと思い、頑張ってアップしています。月額330円でこの情報をエクセルでまとめたものも入手いただけます。詳しくは下記をご覧ください。

ワインコメント一覧と会員について

輸入元情報

伝統と前衛のというふたつの世界で最高のものの融合によるワイン造りを目指す

コンコルディアは、「連合」や「調和」を意味する言葉で、古いものと新しいもの、伝統と前衛、という2つの世界で最高のもの融合させたものをワインで表現するというコンセプトで造られています。スペインワインの銘醸地、リオハの畑と伝統的な手法を尊重しながら、最新の栽培技術を取り入れています100%自社畑の葡萄から、モダンなスタイルを持った質の高いワインを生み出しています。

この記事を書いている人

OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ

 寺井 剛史(てらい つよし)

ソムリエ寺井剛史

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。

北九州「技の達人」認定者 / 福岡県知事表彰 受賞
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ