「タロ ヴェルデカ」の香りや味わいコメント

「タロ ヴェルデカ」の香りや味わいコメント

生産者 ぶどう品種 ヴィンテージ 生産国 地方
サン・マルツァーノ ヴェルデカ100% 2023 イタリア プーリア
Alc 参考価格(税別) 輸入元 試飲日
12.5 ¥1,750 モトックス 11/11/2024

「タロ ヴェルデカ」レビュー

ワインの外観

タロ ヴェルデカの外観

緑ややしっかりめのレモンイエロー

ワインの香り

グラスを回す前:レモン、青りんご、アップルミント、レモングラス、セイボリー、爽やか華やかさ

グラスを回した後:涼し気な花の香り、沈丁花、桜、白桃

ワインの味わい

思ったより厚みある食感で果実味も豊潤さがあり甘みを感じるほど、酸は中~やや強、ほろ苦いミネラルがあり、爽快感、果実感、力強さのすべてを感じるがバランス良い

その他コメント

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
冬のスイスイワインは厚みも大事
以前試飲会で良いと思っていたワイン、やっぱり良い感じ。冬のスイスイ飲む用ワインはロワールやNZのSBよりこんな感じが良い。
季節

グラス 温度 軽重度
(10段階)
中ぶりびわ 8-14℃ 4

月額330円のエクセルには、「ワインの8段階評価」と「プライベートで買うかどうか(5段階)」も記載しています。詳しくはワインコメント一覧と会員についてへ。

「季節・温度・料理・好み・グラスについて」を読む

ワインを美味しく飲むための大きなポイントは、温度とグラスです。これらを変えるだけで全く味が変わります。私たちサービスマンはこの2つを工夫するだけでお客様に家で飲むよりも美味しいワインを提供できます。

そしてもう1つ、意外と季節でも味が全く違います。食材が変わるから?もちろんそれもありますが、料理ナシで飲んでも違うんです。温度や湿度など色々な影響を受けて味覚の体感が違うのでしょうね。

このワインコメント投稿で「合う料理」に言及することは稀(まれ)です。というのも、同じ料理名でもちょっとした味付けの違いで相性が変わり、情報として発信するには、ブレ幅が大きすぎると考えるからです。

さて、グラスについては私独自の「果実のびわ」などの言葉がでます。どんなグラスを指しているかや、飲食店や家庭で揃えるべきグラスについては今後、写真付きの記事にしたいと思っていますが、ひとまず「びわ」はいわゆるボルドー型のものと思っていただければ幸いでございます。

ワインコメント投稿のコンセプト

「同業の参考になるコメントをupしたい」という想いからです。

プロのワインコメントを知りたい時がありませんか?…でも、検索しても輸入元の説明をコピペした商品がHITし、私たち飲食業が参考にしたいプロのコメントを見つけるのは困難です。そこで自分でアップしようと思い、頑張ってアップしています。月額330円でこの情報をエクセルでまとめたものも入手いただけます。詳しくは下記をご覧ください。

ワインコメント一覧と会員について

輸入元情報

ワイナリーの創設から現在まで

1962年、19人の地元ブドウ栽培農家 「父なる創業者たち」  が Cantine San Marzanoを設立。以来、地ブドウを中心に栽培していましたが、2000年頃から自社元詰めワインの生産を開始。南イタリアならではの新鮮な果実味を活かしたモダンテイストが認められ世界的に人気を博すようになります。

現在では1,200もの経験豊富な栽培農家を抱え、彼らは今もプーリア伝統のブドウ造りの哲学・手法を守り続けています。

白や黄色の花やレモンピールのアロマ。清涼感のある果実味とふくらみのあるボディ。心地よい苦味としなやかな酸がバランス良く、飲みやすい1本。

この記事を書いている人

OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ

 寺井 剛史(てらい つよし)

ソムリエ寺井剛史

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。

北九州「技の達人」認定者 / 福岡県知事表彰 受賞
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ