
「ビアンコ・IGP・パヴィア」の香りや味わいコメント
生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
アジェンダ・アグリコーラ・カステッロ・ディ・ステファナゴ | Ri80%、ミュラー・トゥルガウ20% | 2019 | イタリア | ロンバルディア |
Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
13 | ¥2,120 | 白 | アズマコーポレーション | 2/3/2022 |
「ビアンコ・IGP・パヴィア」レビュー
ワインの外観
ベージュ色、ともすればロゼにも思える
ワインの香り
グラスを回す前:樹から落ちるくらい熟れた洋ナシ、エルダーフラワー、りんごの蜜
グラスを回した後:爽やかさ、ハーブ、すりおろしリンゴ、ミント、シナモンなどの茶色いスパイス
ワインの味わい
適度に厚みある食感、爽やかな酸、果実味も思ったよりフレッシュだがやはり熟れた丸みを感じる、ほのかにドライフラワーとスパイス、余韻は爽やかさの中にほのかにモナカのような香ばしさ
その他コメント

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輸入元情報
ステファナゴ城はミラノから南に約70kmの丘陵地帯に位置します。11世紀に造られたといわれる城は、標高500mと周囲で最も高い場所にあり、中央には28mの望楼を持ちます。城の建造に使われている石は大人の男性でも持ち上げることは不可能な重さですが、魔法によりこの城は一晩で建造されたという伝説が残っています。(1824 Defendente Sacchi “The Plant of Sighs”) 城は時代の変遷と共に所有者が変わり、1810年より現在のバルファルディ家が所有しています。 オーナーは貴族の家系にあたる5代目ジャコモ・バルファルディ氏。畑と醸造は弟のアントニオ氏が行います。ワイン造りの信念は「市場のトレンドに流されることなく、テロワールを表現し続けること」。ステファナゴ城は135haを所有していますが、自然な生物の生態系を重要視しているので、その大部分は森や池として残しており、所有地の中で最も葡萄栽培に向いた20haのみを畑にしています。彼の電力も全て自前のソーラーパネルで賄っており、徹底的に周囲の環境に気を配っています。 畑は1998年よりオーガニックに認証されています。野生酵母のみで発酵を行い、最低限のSO2しか添加しません(赤ワインで10~40mm、白ワインで30~50mm)。平均収穫量は33~40hl/haです。 ワインはヴィーガン(醸造過程で動物性由来の成分は使いません)対象です。
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史(てらい つよし)

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ