
「ビーニャ・エクスペリメンタル キュヴェ・カコ」の香りや味わいコメント
生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
コト・デ・ゴマリス | ソウソン50%、カイニョ・ロンゴ20%、カイニョ・ダ・テラ15%、カラブレイラ10%、メンシア5% | 2015 | スペイン | ガリシア |
Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
14 | ¥4,800 | 赤 | モトックス | 5/15/2022 |
「ビーニャ・エクスペリメンタル キュヴェ・カコ」レビュー
ワインの外観
やや黒の入ったダークチェリーレッド、青さが微かに残る、ややもや
ワインの香り
グラスを回す前:紫の果実、ブルーベリー、プルーン
グラスを回した後:少しひきしまりブラックベリー、墨汁、ヨード、インク、干し肉
ワインの味わい
力強さ、小粒の黒い果実、力強くひきしまったタンニン、適度な酸、ヨード、ジビエの干し肉のような、余韻は爽やかでピュアな旨味としっかりしたタンニンが続く
その他コメント

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輸入元情報
ガリシアの“隠れた逸品”
生産の90%が地元で消費される為、スペイン国内でもよほどの目利きしか知らないガリシアの隠れた銘醸ワイナリー。あのジャンシス・ロビンソン氏をして、「このワインを見つけ出してくれたバイヤーに感謝!」と言わしめた区画限定のアルバリーニョを初め、地元品種に息吹を与えるワインで知る人ぞ知る存在です。
ワイナリー名の「コト・デ・ゴマリス」は、古い教区の名前でワイナリーがある村の名前にもなっている“ゴマリス(Gomariz)”から名付けられました。村名のゴマリスは「ブドウの樹の新芽」を意味する“ゴマリサ(gomariza)”という言葉に由来しています。
コト・デ・ゴマリスを最も有名にしているのは何よりも、修道士の手によりイベリア半島で最初にできたクロ(石垣)で囲まれたブドウ畑であり、その歴史は10世紀に遡ります。当時から “リベイロの黄金の道“として知られていた銘醸地にワイナリーを構えています。
長熟タイプの赤ワインが不向きなガリシア地方で銘醸ゴマリスが挑戦したフルボディの赤ワイン。専門家との研究で完成した特別キュヴェは良い年にしかリリースされません。
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史(てらい つよし)

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ