「シルヴァーナー・シュペートレーゼ・トロッケン」の香りや味わいコメント

「シルヴァーナー・シュペートレーゼ・トロッケン」の香りや味わいコメント

生産者 ぶどう品種 ヴィンテージ 生産国 地方
ラインホールト コーネリア シュナイダー シルヴァーナー 2018 ドイツ バーデン
Alc 参考価格(税別) 輸入元 試飲日
14 ¥3,000 稲葉 6/27/2022

「シルヴァーナー・シュペートレーゼ・トロッケン」レビュー

ワインの外観

シルヴァーナー・シュペートレーゼ・トロッケンの外観
やや淡いレモンイエロー

ワインの香り

グラスを回す前:アロマティック、柑橘、白い花、ジャスミン

グラスを回した後:優しめ、白桃

ワインの味わい

しっかりした食感、柑橘のニュアンスの中に鋼を思わせるミネラル感がしっかりとあり力強い、酸もしっかりとしており、ライチやジャスミンなど白い果実や花を思わせる風味、ミネラルと酸は強いがこのライチ用の果実味はふくよかでしっかりと存在するので、ドライ過ぎず、ともすれば甘やか。

その他コメント

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
力強いのに飲みやすい!
シルヴァーナーでこの厚み!そしてドイツで14.0%!

月額330円のエクセルには、「ワインの8段階評価」と「プライベートで買うかどうか(5段階)」も記載しています。詳しくはワインコメント一覧と会員についてへ。

「季節・温度・料理・好み・グラスについて」を読む

ワインを美味しく飲むための大きなポイントは、温度とグラスです。これらを変えるだけで全く味が変わります。私たちサービスマンはこの2つを工夫するだけでお客様に家で飲むよりも美味しいワインを提供できます。

そしてもう1つ、意外と季節でも味が全く違います。食材が変わるから?もちろんそれもありますが、料理ナシで飲んでも違うんです。温度や湿度など色々な影響を受けて味覚の体感が違うのでしょうね。

このワインコメント投稿で「合う料理」に言及することは稀(まれ)です。というのも、同じ料理名でもちょっとした味付けの違いで相性が変わり、情報として発信するには、ブレ幅が大きすぎると考えるからです。

さて、グラスについては私独自の「果実のびわ」などの言葉がでます。どんなグラスを指しているかや、飲食店や家庭で揃えるべきグラスについては今後、写真付きの記事にしたいと思っていますが、ひとまず「びわ」はいわゆるボルドー型のものと思っていただければ幸いでございます。

ワインコメント投稿のコンセプト

「同業の参考になるコメントをupしたい」という想いからです。

プロのワインコメントを知りたい時がありませんか?…でも、検索しても輸入元の説明をコピペした商品がHITし、私たち飲食業が参考にしたいプロのコメントを見つけるのは困難です。そこで自分でアップしようと思い、頑張ってアップしています。月額330円でこの情報をエクセルでまとめたものも入手いただけます。詳しくは下記をご覧ください。

ワインコメント一覧と会員について

輸入元情報

1981年にラインホールトとコーネリアのシュナイダー夫妻が地元の生産者組合を離れ、バーデン南部、カイザーシュトゥールのエンディンゲン村に自分達のワイングートを立ち上げました。2002年からは、ファルツで研修をしていた息子のアレクサンダーもワイン造りに加わるようになりました。設立当初から殺虫剤や化学肥料を使用せず、自然を尊重した葡萄栽培を行っています。所有する畑は合計で6.8haです。彼らは、ドイツの中で最も暖かい気候とカイザーシュトゥールの火山性土壌に適したシュペートブルグンダー、ヴァイスブルグンダーなどブルグンダー系の品種に力を入れており、「ゴーミヨドイツワインガイド2020」で3房、「ヴィヌム2020」で4ツ星など高い評価を得ています。また「ワールド アトラス オブ ワイン第7版」でカイザーシュトゥールの最高の栽培家のひとつに名前を挙げられています。

職人的な手法で最高のワインを造ることを心がけ、仕事の多くは手作業で行います

シュナイダー家は、最新のテクノロジーに頼らない、職人的な手法で最高の品質のワインを造りたいと考えています。収穫をはじめ、仕事の多くは手作業で行っています。また、生産するワインの大半は、糖分が残らないよう最後まで発酵させた辛口に仕立てています。天然酵母による長い発酵と熟成を行い、澱と長くコンタクトさせることで、柔らかくフルーティなスタイルを持ちながら、長期熟成が出来るタイプのワインを造っています。

設立当初から、自然を尊重した葡萄栽培を実践

土壌はカイザーシュトゥールの特徴である火山性で、風化した火山岩の礫、レス(黄土)、ロームがみられます。栽培する品種は、シュペートブルグンダー、ヴァイスブルグンダーがメインですが、その他にシャルドネ、ルーレンダー、オーセロワ、ソーヴィニヨン ブランも栽培しています。畑では化学的なものを避け、自然な栽培を実践しています。殺虫剤を使用せず、また畑の肥料は馬の糞を使います。冬の間、畑には自然の草を生やしておきます。夏は、益虫にとって良いとされるファセリア(ハゼリソウ)やソバを生やしています。所有する畑は6.8haですが、これ以上広げるつもりはありません。自分達で細部まで気を配り、自分自身の手で作業が出来る範囲に留めておきたいと考えているためです。

低温での長い発酵、熟成させ、まろやかで調和のとれた仕上がりを目指す

発酵および熟成はステンレスタンクまたは大型の木樽で行います。手摘みで収穫した葡萄をやさしくプレスします(シュペートブルグンダー以外)。白葡萄は除梗せず全房のままプレス、シュペートブルグンダーは100%除梗します。発酵は天然酵母、ステンレスタンクまたは大型の木樽(フーダー)を使い、低温でゆっくりと発酵させます。白の発酵温度は15度、赤は20度です。低温での長い発酵と醸し、長期の熟成を行い、澱と長い時間コンタクトさせることで、素晴らしくまろやかで調和のとれたワインが出来ます。ワインは軽くフィルターをかけてからボトリングします。清澄は白ワインのみ、分析によって必要と判断した場合に行っています。

この記事を書いている人

OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ

 寺井 剛史(てらい つよし)

ソムリエ寺井剛史

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。

北九州「技の達人」認定者 / 福岡県知事表彰 受賞
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ