
「リースリング・クローネンブルグBIO」の香りや味わいコメント
生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
ジョン・ベッカー | Ri | 2018 | フランス | アルザス |
Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
14 | ¥3,900 | 白 | カリテ・エ・プリ | 2023/4/3 |
「リースリング・クローネンブルグBIO」レビュー
ワインの外観
ワインの香り
グラスを回す前:柑橘、金木犀、石油香、ライチ、ユリ
グラスを回した後:ライチやユリのような華やかさ増す一方、シャキッと鉱物的なミネラル香も出てくる
ワインの味わい
厚みある食感、レモンやライチのような果実味はしっかりと、それを引き締めるリンゴ酸とミネラル感、ほのかにオールスパイスのような茶色いスパイス感も(熟成由来?)
その他コメント

アルザスRiで厚みもあるが、石油香は強くなく、ハツラツ感あるがオールスパイスのような熟成っぽさもある
季節
|
グラス | 温度 | 私的に買う度 (5段階) |
軽重度 (10段階) |
夏 | 大ぶりびわ | 10℃前後 | 5 | 3 |
ワインコメント投稿のコンセプト
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輸入元情報
13代の実力が造り出すアルザスの銘酒
1986年、当店が初めてフランスからワインを輸入した記念すべき生産者。
ドイツとの国境近くのフランス・アルザス地方で約400年もの歴史を持ち、地元では町長を勤めたことがあるほどの名家として知られるベッカー家。しかし、彼らがフランス中で知られるのはそのワインの品質の高さからです。有名レストランや美食通のお店に行けば頻繁に目にするほどワイン造りではその名が知れ渡っています。
ベッカー家は観光地としても名高く美しいゼレンベルク村に1610年から続いており、アルザスでも最も古い7つの家族のひとつとして葡萄を栽培していたことがわかっています。ベッカー家のワインはさっぱりとした口当たりと凝縮凝縮された葡萄のエキス分の高さが特徴です。
その品質はアルザスの名門ユーゲル家と双璧をなすほどで、パリの「農業品質競技会」やマコンの「フランスワイン競技会」アルザス、コルマール地域の「ワイングランプリ品質競技会」などで数々の金賞を受賞し、フランス国内のみならず、ヨーロッパ諸国やアメリカの有名レストランなどでも 認められています。
レモンやグレープフルーツの爽やかな香りの中にかりんなどの甘い果実の香り。
口に含むと活き活きとした切れ味、良い酸味がまず訪れ、
その背後にスケールの大きなミネラル感、旨みを感じます。
最後にふわりと白い花の香りを残す、非常に美しいアルザスワインの王道の味わいです。
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史(てらい つよし)

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ