
「バルミニョール アルバリーニョ」の香りや味わいコメント
生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
アデガス・バルミニョール | アルバリーニョ | 2022 | スペイン | ガリシア |
Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
13 | ¥3,200 | 白 | モトックス | 5/29/2024 |
「バルミニョール アルバリーニョ」レビュー
ワインの外観
やや濃いめのレモンイエロー、緑強め
ワインの香り
グラスを回す前:溌剌、青りんご、レモン、熟度ある爽やか系果実
グラスを回した後:ヨード、石灰、磯っぽさ、潮風、ミネラル強い
ワインの味わい
やや厚めの食感、果実の完熟感を感じるがフルーツ風味は強くなく、アーモンドのようなビター成分あるミネラリーな骨格主体、酸は優しく、白い花のような華やかさありバランス良く上質
その他コメント

最初の香りはSBのような清々しさ、グラスを回すとヨードの香りをタールっぽいとも捉えられ、Riと思ってしまいそう
香りもミネラリーだが特に味わいはフルーツフレーバーが優しく一般消費者が例えにくい風味主体。それでいて味わい深さは分かってもらえつつ完熟果実由来の厚みあり上質
季節
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グラス | 温度 | 軽重度 (10段階) |
夏 | 大ぶりびわ | 9-16℃ | 7 |
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輸入元情報
“常に先駆者であること”を目指す品質志向のワイナリー
アルバリーニョ種のワインで知名度の高いリアス・バイシャスは、もともと優れたワイン産地です。ですが、地産池消のガリシア地方では従来のワイン造りの枠を超えたクオリティを目指す造り手はまだ少数派です。
アデガス・バルミニョールはこうした風土の中、1997年に「伝統とテクノロジーの融合」を掲げて設立された、進取の気質に満ち溢れたワイナリーです。当初から最新設備の導入にも非常に熱心で、それはスペイン全土で見ても進取の試みで、こうした品質重視の姿勢から、常に高い評価を集めるリアス・バイシャス屈指の造り手として認められています。
総面積34ヘクタールの畑はこの地方では大規模になりますが、243名にのぼる契約栽培者と作るブドウは全て手摘みで収穫し驚くほど丹念なワイン造りがされています。同時に品種を守る意識も強く消え行く希少な地ブドウにも熱心。テロワールへの情熱と自信に溢れたワイナリーです。
■艶やかなアロマとミネラル感
低い河岸という意味のリアス・バイシャスのワインは90%がアルバリーニョ。中でも豊富なミネラルを含む土壌から生まれるバルミニョールのアルバリーニョは、非常にクリーンでピュアな果汁を搾り取ることで得られる果実由来の芳醇なアロマときれいな酸味にうっとりさせられます。
スペイン白ワインの銘醸地リアス・バイシャスでも屈指の生産者。ミネラル感や柑橘系のフルーツ、アプリコットを想わせる香り。フレッシュな酸味が心地よい白ワインです。
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史(てらい つよし)

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ