
「ロエロ・アルネイス(フィリッポ・ガッリーノ)」の香りや味わいコメント
生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
フィリッポ・ガッリーノ | アルネイス | 2021 | イタリア | ピエモンテ |
Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
14 | ¥2,800 | 白 | 仙石 | 3/4/2024 |
「ロエロ・アルネイス(フィリッポ・ガッリーノ)」レビュー
ワインの外観
輝きあるレモンイエロー
ワインの香り
グラスを回す前:レモン、オレンジ、ビワ、マスカット、ハーブ、白い花
グラスを回した後:マスカットや白桃のような柔らかさ増す
ワインの味わい
やや厚みある食感、爽やかな果実味、酸しっかり、白コショウのようなスパイス感、最初は酸のおかげでシャープ系に感じるが中盤はスパイス感そして余韻は白桃のような甘い果実の風味を感じる
その他コメント

爽やか系でともすれば値段の割にシンプルかなとも最初感じたが、口中での変化や余韻が良く、マヨネーズを舐めて飲んでみると複雑味も感じられ、春料理と合わせるのに良い白ワイン(春じゃなくて白身魚にタルタルソースとか良い)
季節
|
グラス | 温度 | 軽重度 (10段階) |
春 | 中ぶりびわ | 9-13℃ | 5 |
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輸入元情報
ガッリーノは地元人に愛される家族経営の小規模ワイナリーです。ワイナリーの名前にもなっているフィリッポはロエロの近年のワインの向上に努めてきた中心人物の一人。1972年にはステンレスタンクを導入し、ドライタイプのアルネイスをリリース。そして赤ブドウでは94年、友人であったマッテオ・コレッジャの助言によりエリアで初めて小樽による熟成ワインを作り始めるなど彼の情熱がワイナリーを大きく飛躍させました。
ガッリーノ家では収穫の時期になると、3代の家族全員が総出で仕事に取り掛かります。そうして出来上がる彼らのワインは、ロエロならではの砂質が生み出す柔らかで香り高いフルーティーなワイン。飾り気がなく土着的で、温かみあふれる味わいです。
70年代アルネイス革命で誕生した元祖辛口アルネイス。
それまでは軽視されていたアルネイスにも初めて脚光が当たります。
フィリッポはその立役者のひとり。
今はアンフォラ樽での熟成にチャレンジしているのだとか。彼の好奇心と、挑戦はまだまだ続きます。
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史(てらい つよし)

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ