フェウド マッカリ ネーレ

「フェウド マッカリ ネーレ」の香りや味わいコメント

生産者 ぶどう品種 ヴィンテージ 生産国 地方
フェウド マッカリ ネーロダヴォラ100% 2020 イタリア シチリア
Alc 参考価格(税別) 輸入元 試飲日
14.5 ¥2,400 飯田 2025/6/10

「フェウド マッカリ ネーレ」レビュー

ワインの外観

フェウド マッカリ ネーレの外観

やや青の残るダークチェリーレッド、もや入り始め

ワインの香り

グラスを回す前:黒い果実、ブラックベリー、カシス、黒いバラ、クローヴ、木炭、墨汁、インク

グラスを回した後:華やかさ出る、新鮮なジビエ、スイカ、桃、鮎、スパイス

ワインの味わい

中程度の食感、果実の凝縮感ある果実味、力強いタンニンは収斂性と滑らかさが共存、強めの酸、香り同様の華やかさがあり、スイカやプラム、花束、余韻に再度甘い果実感があり、複雑で好印象

その他コメント

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
5年熟成飲み頃ネーロ・ダーヴォラ
イタリア、ウンブリア、モンテプルチアーノ、2022、14.0、2200円と予想も、ネーロ・ダーヴォラ。5年熟成で野暮ったさなく、かつ新鮮味も残し、良い状態。
季節

グラス 温度 軽重度
(10段階)
中ぶりびわ 20℃前後 6

月額330円のエクセルには、「ワインの8段階評価」と「プライベートで買うかどうか(5段階)」も記載しています。詳しくはワインコメント一覧と会員についてへ。

「季節・温度・料理・好み・グラスについて」を読む

ワインを美味しく飲むための大きなポイントは、温度とグラスです。これらを変えるだけで全く味が変わります。私たちサービスマンはこの2つを工夫するだけでお客様に家で飲むよりも美味しいワインを提供できます。

そしてもう1つ、意外と季節でも味が全く違います。食材が変わるから?もちろんそれもありますが、料理ナシで飲んでも違うんです。温度や湿度など色々な影響を受けて味覚の体感が違うのでしょうね。

このワインコメント投稿で「合う料理」に言及することは稀(まれ)です。というのも、同じ料理名でもちょっとした味付けの違いで相性が変わり、情報として発信するには、ブレ幅が大きすぎると考えるからです。

さて、グラスについては私独自の「果実のびわ」などの言葉がでます。どんなグラスを指しているかや、飲食店や家庭で揃えるべきグラスについては今後、写真付きの記事にしたいと思っていますが、ひとまず「びわ」はいわゆるボルドー型のものと思っていただければ幸いでございます。

ワインコメント投稿のコンセプト

「同業の参考になるコメントをupしたい」という想いからです。

プロのワインコメントを知りたい時がありませんか?…でも、検索しても輸入元の説明をコピペした商品がHITし、私たち飲食業が参考にしたいプロのコメントを見つけるのは困難です。そこで自分でアップしようと思い、頑張ってアップしています。月額330円でこの情報をエクセルでまとめたものも入手いただけます。詳しくは下記をご覧ください。

ワインコメント一覧と会員について

輸入元情報

セッテ・ポンティがシチリアで本領を発揮、情熱的で上品なスタイル
トスカーナ州テヌータ・セッテ・ポンティのオーナー、アントニオ・モレッティ氏が本拠地トスカーナの3カ所の他に、その土地と住人の人柄に感銘を受けて所有したシチリアのワイナリー。島の南東部ノートという町にあり、ワイナリー名のマッカリは地名、フェウドは貴族の所有地を意味します。標高は80m、土壌は高い所から石灰質、火山灰、砂質となっています。真夏の日中は40℃位と照りつける様な暑さですが、夜間は15~20℃位と気温の差が大きく、年間を通じて風の強い事が特徴です。ここでもトスカーナのセッテ・ポンティと同じ様に、上品で凝縮感のあるワインを造っています。
モレッティ氏がシチリアのヴァル・ディ・ノートを訪れたのは1990年代。この地は最高のブドウを生み出すと確信した彼は、2000年から少しずつ土地の買収を始めました。現在、農園は約250haに広がり、その内約60haにブドウが植えられています。有機農法を実施。主な品種はネーロダヴォラで、この地の個性をよく表現しています。この品種は古代ギリシャ人によってもたらされたもので、アルベレッロという伝統的な仕立て方で育てられます。強い日差しからブドウの過熟を防ぎ、エレガントな酸を残すことができますが、ひとつひとつの樹を手作業で管理しなければいけない、非常に手のかかる方法です。フェウド・ マッカリでは、ネーロダヴォラからパワーと品格のある、印象的なワインを造っています。
フェウドマッカリのワインは全てノート地区のブドウから造られますが、DOCノートは認められる地域が広く、様々なテロワールが存在し、そのためワインの品質にもばらつきがでてしまいます。フェウドマッカリでは、自社のテロワールがネーロダヴォラの最良のものと自負しており、あえてDOCを名乗らずIGTでリリースしています。ネーロダヴォラ100%のサイアは、はじける果実味とフルボディのなめらかさが魅力で、2002年の初ヴィンテージ以降毎年高評価を得ているカリスマ的存在。シラー100%のマハリスはさらに上をいく、圧倒的な存在感を持っています。

セッテ・ポンティがシチリアで造る名酒サイアのセカンド的存在。ネーロダヴォラ種100%のみずみずしい果実の風味が印象的。

この記事を書いている人

OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ

 寺井 剛史(てらい つよし)

ソムリエ寺井剛史

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。

北九州「技の達人」認定者 / 福岡県知事表彰 受賞
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ