
「AOP・マルシヤック・キュヴェ・ヴィエイユ・ヴィ―ニュ」の香りや味わいコメント
生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
ドメーヌ・デュ・クロ | フェル・セルヴァドゥ100% | 2018 | フランス | 南西地方 |
Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
13.5 | ¥3,350 | 赤 | アズマコーポレーション | 2022/8/29 |
「AOP・マルシヤック・キュヴェ・ヴィエイユ・ヴィ―ニュ」レビュー
ワインの外観
青みの残るダークチェリーレッド
ワインの香り
グラスを回す前:ブルーベリージャム、ムンムンした香り、ピーマン、スパイス
グラスを回した後:ユーカリ、ローリエ、黒こしょう
ワインの味わい
やや厚みある食感、力強い黒い果実の風味、酸しっかり、タンニン力強く適度に粗さは取れている、スパイスの風味と思ったより優しい野菜の風味が適度にありバランス良い
その他コメント

通常版よりこのVVのほうがはるかに良い。金額を考えると勉強目的以外には勧めにくいが、良いワイン。
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輸入元情報
フェル・セルヴァドゥ種は「美食の地」として有名なバスク地方原産の葡萄品種と言われていて(諸説あります)「マンソワ」と呼べれることもあります。南西地方でもこの品種を80%以上使用して造られるワインはAOPマルシヤックのみです。マルシヤックは南西地方の北東部に位置し、全面積で220haという小規模なエリアで、1990年にAOPに認定されました。そんな希少なマルシヤックの魅力と実力を引き出している生産者がドメーヌ・デュ・クロです。 彼らは1982年から本格的にワイン造りを始めています。
希少品種フェル・セルヴァドゥ種100%使用したAOPマルシヤックの迫力あるフルボディワイン
フェル・セルヴァドゥ種は「美食の地」として有名なバスク地方原産の葡萄品種と言われていて(諸説あります)「マンソワ」と呼べれることもあります。南西地方でもこの品種を主体に造られるワインはAOPマルシヤックのみです。マルシヤックは南西地方の北東部に位置し、全面積で220haという小規模なエリアで、1990年にAOPに認定されました。そんな希少なマルシヤックの魅力と実力を引き出している生産者がドメーヌ・デュ・クロです。 彼らは1982年から本格的にワイン造りを始めています。標高約450mに畑があり、所有面積は30ha。土壌は鉄分を含む粘土石灰質土壌で、畑は減農薬(一部オーガニック)です。現在は父フィリップ・トゥリエ氏と息子ジュリアン氏の親子でドメーヌを運営しています。 トゥリエ親子の願いは「フェル・セルヴァドゥ種はタンニンがしっかりしていて力強く、一方で繊細さも備えている魅力的な品種。是非この品種の魅力を皆様に知って頂きたい」ことです。バスク料理は勿論の事フォアグラ、羊肉、豚肉、鶏肉等と相性抜群です。チーズ好きの方はロックフォールと共に。
〜テイスティングコメント〜
フェル・セルヴァドゥ種の迫力ある果実感が感じられますが、同時に品格も感じることが出来ます。長期熟成も可能な高品質な1本。
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史(てらい つよし)

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ