アタ・ランギ・ピノ・ノワール

「アタ・ランギ・ピノ・ノワール 」の香りや味わいコメント

生産者 ぶどう品種 ヴィンテージ 生産国 地方
アタ・ランギ PN 2018 NZ マーティンボロー
Alc 参考価格(税別) 輸入元 試飲日
13.7 ¥11,440 ヴィレッジセラーズ 2022/9/12

「アタ・ランギ・ピノ・ノワール 」レビュー

ワインの外観

アタ・ランギ・ピノ・ノワール の外観

やや淡めのラズベリーレッド、朱色がかっている

ワインの香り

グラスを回す前:赤果実、非常に複雑なスパイス香、香ばしさ

グラスを回した後:妖艶なミネラル香、赤果実、バラ、ハーブ

ワインの味わい

エレガントな食感、赤い果実味しっかり、酸もあるが思った以上にタンニンもある、香り同様の干しバラのニュアンス、樽由来と想像するナツメグやバニラ、焦げた植物やお香のような風味、余韻も非常に長い

その他コメント

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
NZ最高峰のピノ・ノワール
非常に高レベルでポテンシャルの高い1本。それだけにまだ若い、大ぶりグラスで飲みたいが、それでも若さはあると思う。熟成させたらどうなるか非常に気になる。

月額330円のエクセルには、「ワインの8段階評価」と「プライベートで買うかどうか(5段階)」も記載しています。詳しくはワインコメント一覧と会員についてへ。

「季節・温度・料理・好み・グラスについて」を読む

ワインを美味しく飲むための大きなポイントは、温度とグラスです。これらを変えるだけで全く味が変わります。私たちサービスマンはこの2つを工夫するだけでお客様に家で飲むよりも美味しいワインを提供できます。

そしてもう1つ、意外と季節でも味が全く違います。食材が変わるから?もちろんそれもありますが、料理ナシで飲んでも違うんです。温度や湿度など色々な影響を受けて味覚の体感が違うのでしょうね。

このワインコメント投稿で「合う料理」に言及することは稀(まれ)です。というのも、同じ料理名でもちょっとした味付けの違いで相性が変わり、情報として発信するには、ブレ幅が大きすぎると考えるからです。

さて、グラスについては私独自の「果実のびわ」などの言葉がでます。どんなグラスを指しているかや、飲食店や家庭で揃えるべきグラスについては今後、写真付きの記事にしたいと思っていますが、ひとまず「びわ」はいわゆるボルドー型のものと思っていただければ幸いでございます。

ワインコメント投稿のコンセプト

「同業の参考になるコメントをupしたい」という想いからです。

プロのワインコメントを知りたい時がありませんか?…でも、検索しても輸入元の説明をコピペした商品がHITし、私たち飲食業が参考にしたいプロのコメントを見つけるのは困難です。そこで自分でアップしようと思い、頑張ってアップしています。月額330円でこの情報をエクセルでまとめたものも入手いただけます。詳しくは下記をご覧ください。

ワインコメント一覧と会員について

この記事を書いている人

OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ

 寺井 剛史(てらい つよし)

ソムリエ寺井剛史

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。

北九州「技の達人」認定者 / 福岡県知事表彰 受賞
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ