「ソウマ シャルドネ ヘキサム・ヴィンヤード」の香りや味わいコメント
生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
ソウマ | CH | 2019 | オーストラリア | ヴィクトリア |
Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
13.5 | ¥3,200 | 白 | モトックス | 2022/11/14 |
「ソウマ シャルドネ ヘキサム・ヴィンヤード」レビュー
ワインの外観
透明感あるレモンイエロー
ワインの香り
グラスを回す前:柑橘や南国果実の香りがあるが、前面に香ばしさを感じる、焦げた
グラスを回した後:ゴールドキウイ、黄色い花、金木犀、トースト、ダークチョコ
ワインの味わい
分厚い食感、南国果実の風味に、香り同様の非常に奥行ある香ばしさ(樽由来。新樽22%なのでロースト香が強い)ボッテリなりがちな2つの要素を非常に力強い酸がギュッと引き締めている
その他コメント

樽感しっかりの白。リッチでボリューミーだが、非常に酸も強く、ステレオタイプのニューワルドの樽感白ワインとは違う。価格を考えても非常に良い!
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輸入元情報
ヤラ・ヴァレーの銘醸地区でプレミアムワインを生みだすソウマ
冷涼な環境を生かし、斬新的な考え方で最良のクローンと、単一畑での生産にこだわりモダン&プレミアムを追求する生産者。
2005年、オーストラリアで園芸学やサービス業に携わってきたブッチャー家がプレミアムワインの産地として知られるオーストラリア屈指の冷涼な産地、ヤラ・ヴァレーにブドウ畑を購入し2007年にワイナリーを立ち上げました。冷涼な気候をいかし、ヤラ・ヴァレーを一躍有名にしたブルゴーニュ品種のシャルドネやピノ・ノワールをはじめ、北イタリアや北ローヌ地方で栽培されるシラー、サヴァニャン、ネッビオーロ等を中心に栽培し、ヤラ・ヴァレーの可能性を様々な品種で表現しています。
設立当初は同地区の他社にブドウを販売していましたが、2010年にソウマのコンセプトを語るにもっとも重要なワイン、単一畑から生まれる『サヴァロー 2010』(サバニャン)をリリースしました。
自社畑は約20haと比較的小規模で、品質向上のため低収量を実践するため生産量が限られています。単一畑シリーズのワインは生産量が年間500-1000函と非常に少なく、オーストラリアでは主にレストランやワインバー、高級ワインショップでのみ見つけることができる希少性の高いブランドです。
また、初ヴィンテージより毎年高い評価を獲得し、ヤラ・ヴァレーの新星としてワイン愛好家に注目される、知る人ぞ知るブティックワイナリーです。
ローストしたカシューナッツや白桃、柑橘類、ブリオッシュのアロマを持ち、樽感と柑橘果実の味わいが見事に混じり合います。酸の効いたクリスピー且つ重みのある余韻を持ちます。
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史(てらい つよし)

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ