
「ルイイ・ブラン・ル・クロ・デ・メッシュ―」の香りや味わいコメント
生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
クロード・ラフォン | SB | 2019 | フランス | ロワール |
Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
14 | ¥3,500 | 白 | 稲葉 | 2023/3/16 |
「ルイイ・ブラン・ル・クロ・デ・メッシュ―」レビュー
ワインの外観
透明感高めのレモンイエロー
ワインの香り
グラスを回す前:和梨、レモン、爽快、シャキッとミネラリー
グラスを回した後:空気に触れると丸み、完熟感、華やか、蜂蜜っぽさ
ワインの味わい
やや厚みある食感、カリン、ビワ、果実の完熟感あるが南国風ではない、酸とミネラルがシャキッと、ビワのような甘味と渋み、これらがバランス良く一体化して余韻にも長く続く
その他コメント

ルイィは、SBも思うだろうが、CHやCBっぽさもあり、ブラインドなら迷うワイン。
特に温度が上がるとかなり丸みがある。
季節
|
グラス | 温度 | 軽重度 (10段階) |
春 | 大ぶりびわ | 10-17℃ | 4 |
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輸入元情報
名実共にルイイの第一人者。祖父から父へ、そして娘へ。
「ルイイの第一人者」 サンセールからあまり離れていないルイイ村にあります。ルイイのポテンシャルを信じて、促進してきた第一人者です。品質を向上させることが出来たのは、48年間に及ぶワイン造りに喜びを覚え、経験を重ねることが出来たためです。そのワイン造りは、祖父アンドレからクロードへ、クロード亡き後は、娘のナタリー ラフォンへと引き継がれています。
「ルイイの20%を所有」 ルイイの中で良い畑は215haのみで、ラフォンはその内の43haの畑(20%に相当)を所有しています。ラ レの畑は、風が強く、寒い場所で、シャブリと同じように霜の害が特に問題なので、ガスの火で空気を温める装置を使っています。テロワールを大事にしているため、発酵には特別なことはしません。「ルイイを拠点にしてワイン造りをするにはとても勇気がいることだった。なぜなら昔の人々は『サンセールと違ってこんなマイナーな場所で真面目にワイン造りをするなんてばかげている』と常々言っていたからだ。しかし、私は馬鹿だと言われようが、ルイイで良いワインを造りたいと願う最初の人間になろうと決心した。自分が1977年に父から引き継いだとき、ルイイのアペラシオン全体を合わせても葡萄畑は48ヘクタールもなかった。でも、今ではAOC全体で210ヘクタールの畑を持つまでになった。」 クロード ラフォンのウェブサイトより要約
無名だった産地ルイイを世界に広めた クロード ラフォンを代表するワイン
畑の土壌は粘土石灰質と粘土砂利質、葡萄の平均樹齢は30年、栽植密度は6,500本/haです。葡萄を圧搾し、粗い澱を取り除いた後、ステンレスタンクにて低温で発酵を行います。綺麗な澱と共に9ヶ月間、ステンレスタンクで熟成させます。その間、バトナージュを行い、澱を攪拌して味わいの複雑さを引き出します。フレッシュな柑橘系のアロマに加え、少しトロピカルフルーツの要素も感じられます。口当たりはとてもフレッシュでフルーティ、丸みのあるリッチなボディがあります。
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史(てらい つよし)

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ