カオール プレスティージュ デュ マルベック

「カオール プレスティージュ デュ マルベック」の香りや味わいコメント

生産者 ぶどう品種 ヴィンテージ 生産国 地方
シャトー ラマルティーヌ Mal80%、Mr20% 2021 フランス 南西地方
Alc 参考価格(税別) 輸入元 試飲日
12.5 ¥2,200 稲葉 2025/7/8

「カオール プレスティージュ デュ マルベック」レビュー

ワインの外観

カオール プレスティージュ デュ マルベックの外観

青の残るダークチェリーレッド

ワインの香り

グラスを回す前:若々しさ、黒い果実、カシス、カシスの芽、オリーブの樹、月桂樹

グラスを回した後:ダークチェリー、ラベンダー、果実感より植物っぽさ強い

ワインの味わい

しなやかな食感、黒と赤の果実の風味、強いタンニンは収斂性もあるもののきめ細かく、酸しっかり、ハーブや針葉樹を思わせる清涼感

その他コメント

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
Alcのボリューム適度に
仏、ボルドー、CS主体、14.0、1700円。香りのダークチェリーっぽさとしなやかな食感からSyと思ったが、タンニンと針葉樹っぽさからボルドー、CSにした。結果はカオール・・・当てたかったが残念。
季節

グラス 温度 軽重度
(10段階)
中ぶりびわ 20℃前後 6

月額330円のエクセルには、「ワインの8段階評価」と「プライベートで買うかどうか(5段階)」も記載しています。詳しくはワインコメント一覧と会員についてへ。

「季節・温度・料理・好み・グラスについて」を読む

ワインを美味しく飲むための大きなポイントは、温度とグラスです。これらを変えるだけで全く味が変わります。私たちサービスマンはこの2つを工夫するだけでお客様に家で飲むよりも美味しいワインを提供できます。

そしてもう1つ、意外と季節でも味が全く違います。食材が変わるから?もちろんそれもありますが、料理ナシで飲んでも違うんです。温度や湿度など色々な影響を受けて味覚の体感が違うのでしょうね。

このワインコメント投稿で「合う料理」に言及することは稀(まれ)です。というのも、同じ料理名でもちょっとした味付けの違いで相性が変わり、情報として発信するには、ブレ幅が大きすぎると考えるからです。

さて、グラスについては私独自の「果実のびわ」などの言葉がでます。どんなグラスを指しているかや、飲食店や家庭で揃えるべきグラスについては今後、写真付きの記事にしたいと思っていますが、ひとまず「びわ」はいわゆるボルドー型のものと思っていただければ幸いでございます。

ワインコメント投稿のコンセプト

「同業の参考になるコメントをupしたい」という想いからです。

プロのワインコメントを知りたい時がありませんか?…でも、検索しても輸入元の説明をコピペした商品がHITし、私たち飲食業が参考にしたいプロのコメントを見つけるのは困難です。そこで自分でアップしようと思い、頑張ってアップしています。月額330円でこの情報をエクセルでまとめたものも入手いただけます。詳しくは下記をご覧ください。

ワインコメント一覧と会員について

輸入元情報

「アラン ゲローの功績」 アラン ゲローは、長い時間をかけて、ラマルティーヌの畑がこのアペラシオンの中で最高の畑のひとつになるまでにしました。畑とセラーにおける彼の改革は、現在のワインの高い品質には不可欠なものでした。1955年から1種類のワインしか造っていませんでしたが、畑やセラーでの様々な改革のおかげで、格上の2つのキュヴェを造ることが出来るだけの品質的に高いレベルに到達し、カオール産ワインの基準となりました。

「アペラシオンの西側にあるテラスの畑」 シャトーは、アペラシオンの西側、ロット渓谷の始まりに位置するソトゥラックにあります。この場所は、海洋性気候の影響を強く受け、アペラシオンの東側よりも涼しく、年間を通して充分な降雨量があり、収穫期の秋は暖かい気温に恵まれます。こうした気候条件に支えられた安定性が、ラマルティーヌの特徴のひとつで、ワインにバランスとエレガンスをもたらします。畑は、ロット川によって長年かけて形成された自然のテラス(3段の段々畑)に広がっています。南~南西向き、標高は120~170mです。畑仕事が一番大事と考え、 35haの畑を庭のように、まるでガーデニングをするように1本1本の樹を毎日観察しています。土は機械で耕しています。1994年より除葉は、手作業で行い、1996年からグリーンハーベストを行なっています。

「アランが全ての設備を現代的なものに一新」 セラーは、アランの代になってから全ての設備を現代的なものに一新しました。室温およびタンクの温度コントロールの導入、衛生管理、そして新たなセラーも建てました。発酵中のタンクの温度は、最高で32度。樽熟成の期間中、ワイナリーの温度は夏16度、冬13度にコントロールしています。瓶詰は、ムーンカレンダーに沿って行っています。月が満ちていく時期に行うと、飲みやすいワインになります。

「名前の由来」 かつては「La Martine」と綴られていました。言い伝えによると、シャトーの近くに樹齢100年ほどのオークの樹が立っていて、そこがマルティーヌと言う名の美しい少女が恋人と待ち合わせていた場所でした。

粘土石灰岩質と粘土シリカ土壌の、2段目と3段目のテラスの畑の葡萄を使っています。メルロはミルキーさやソフトさが出るようにするためにブレンドしています。かすかに、黒コショウのようなスパイシーさも感じられます。樹齢は5~30年、収穫量は50hL/haです。100%除梗します。二つの品種は一緒に仕込みます。発酵、熟成とも、ステンレスタンクで行います。22~25日発酵させます。フルーティでやわらかい味わいを目指しているため、ピジャージュはせず、ルモンタージュのみを行います。美しいチェリーレッド。上質な果実やカンゾウの混じった驚くほど複雑な香り。絹のようなアタックの後に、まろやかなタンニンが感じられます。肉付きがよく、しかもエレガントで、香りと見事な調和を見せます。「とてもフレッシュで、フルーティ。今飲むのに最適。タンニンが強過ぎず、飲みやすいです」とバンジャマンは話していました。

この記事を書いている人

OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ

 寺井 剛史(てらい つよし)

ソムリエ寺井剛史

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。

北九州「技の達人」認定者 / 福岡県知事表彰 受賞
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ