「シャトー・ぺスキエ・カンテサンス」の香りや味わいコメント

「シャトー・ぺスキエ・カンテサンス」の香りや味わいコメント

生産者 ぶどう品種 ヴィンテージ 生産国 地方
シャトー ぺスキエ Sy80%Gre20% 2019 フランス コート・デュ・ローヌ
Alc 参考価格(税別) 輸入元 試飲日
15.5 ¥3,900 稲葉 2023/3/22

「シャトー・ぺスキエ・カンテサンス」レビュー

ワインの外観

シャトー・ぺスキエ・カンテサンスの外観

青みある濃いダークチェリーレッド

ワインの香り

グラスを回す前:完熟感あるがひきしまった黒ベリー、革製品、黒胡椒、茶色いスパイス

グラスを回した後:華やかさ、スミレ、赤ベリー、赤胡椒、黒胡椒

ワインの味わい

しっかりと力強い食感、凝縮した果実味は酸も伴いボッテリしていない、非常に力強いタンニンは収斂性があり若いタンニンだが何故かイガイガ粗くない、アルコール由来の甘みも感じる、スミレや黒胡椒のような風味が複雑味を与え、これだけ力強いのに単調ではない

その他コメント

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
肉が食べたい!
相変わらず美味しく、相変わらず若くてもなぜか飲み頃感ある。前からAlc15.5もあったか分からないが、Alcのボリュームあるもののアルコリックではない。ただ、酔いやすいのでもう少し低いと嬉しい。
季節

グラス 温度 軽重度
(10段階)
大ぶりびわ 18-22℃ 8

月額330円のエクセルには、「ワインの8段階評価」と「プライベートで買うかどうか(5段階)」も記載しています。詳しくはワインコメント一覧と会員についてへ。

「季節・温度・料理・好み・グラスについて」を読む

ワインを美味しく飲むための大きなポイントは、温度とグラスです。これらを変えるだけで全く味が変わります。私たちサービスマンはこの2つを工夫するだけでお客様に家で飲むよりも美味しいワインを提供できます。

そしてもう1つ、意外と季節でも味が全く違います。食材が変わるから?もちろんそれもありますが、料理ナシで飲んでも違うんです。温度や湿度など色々な影響を受けて味覚の体感が違うのでしょうね。

このワインコメント投稿で「合う料理」に言及することは稀(まれ)です。というのも、同じ料理名でもちょっとした味付けの違いで相性が変わり、情報として発信するには、ブレ幅が大きすぎると考えるからです。

さて、グラスについては私独自の「果実のびわ」などの言葉がでます。どんなグラスを指しているかや、飲食店や家庭で揃えるべきグラスについては今後、写真付きの記事にしたいと思っていますが、ひとまず「びわ」はいわゆるボルドー型のものと思っていただければ幸いでございます。

ワインコメント投稿のコンセプト

「同業の参考になるコメントをupしたい」という想いからです。

プロのワインコメントを知りたい時がありませんか?…でも、検索しても輸入元の説明をコピペした商品がHITし、私たち飲食業が参考にしたいプロのコメントを見つけるのは困難です。そこで自分でアップしようと思い、頑張ってアップしています。月額330円でこの情報をエクセルでまとめたものも入手いただけます。詳しくは下記をご覧ください。

ワインコメント一覧と会員について

この記事を書いている人

OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ

 寺井 剛史(てらい つよし)

ソムリエ寺井剛史

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。

北九州「技の達人」認定者 / 福岡県知事表彰 受賞
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ