
「アンジュ・ルージュ アン・エモーション BIO」の香りや味わいコメント
生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
ドメーヌ・デュ・クローゼル | CF | 2020 | フランス | ロワール |
Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
14.5 | ¥4,000 | 赤 | カリテ・エ・プリ | 2023/4/16 |
「アンジュ・ルージュ アン・エモーション BIO」レビュー
ワインの外観
淡く朱色の入ったラズベリーレッド
ワインの香り
グラスを回す前:生ラズベリーや生イチゴ、ピュア、活き活き
グラスを回した後:赤いベリーのジャム、セージやラベンダー、白胡椒
ワインの味わい
香り同様ピュアで活き活きとした果実味←香りではもっと生っぽいと思ったがやや火にかけたような、果実味が支配的なので感じにくいがタンニンと酸もキチンと存在して特に中盤から余韻を形成する良い働き
その他コメント

ピュアさが春に心地よい。大ぶりびわと大ぶり丸で実験したい
季節
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グラス | 温度 | 軽重度 (10段階) |
春 | 大ぶりびわ | 18℃前後 | 4 |
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輸入元情報
歴史は1495年まで遡ります。
アンジュ出身の高貴な家族の持ち物であった、ドメーヌ・デ・ヴォルツのオーナーはウォルシュ・セランの伯爵でした。
21世紀にラス・カーズの伯爵でナポレオンの伝記作家であるラス・カーズ伯のエマニュエル家へと引き継がれました。
それが女性醸造家系の始まり。初代はマルケ・デュ・クローゼル氏です。
次代のミッシェル・バザン・デ・ジェシー氏がフランス国外にワインを広めたいとしてワイナリー名を一新。
誕生したのがドメーヌ・デュ・クローゼルです。
彼女の娘であるエヴリン・デ・ポントブリアンド氏が現在の当主です。畑の総面積は17ha。そこで3種類のキュヴェを造っています。
「コトー」では『ラ・ジャルジ』に使用するぶどうを栽培する区画があり、
高原地帯の区画では『カヤルディエール』。
「クーリー」では、トップレンジの『クロ・デュ・パピヨン』の葡萄を栽培。
香りはラズベリーやイチゴのような赤い果実そのもの。
滑らかで丸みのある味わい。カベルネ・フラン特有の青い香りは穏やかで余韻は旨味を感じる
デリカテッセン、牛のパルマンティエ、グリル肉料理、チーズと好相性2009年にオーガニック認定、2015~16年にデメテール認証、2020年にはビオディヴァンの認定。
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史(てらい つよし)

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ