クストーツァ(カンティーナ・ディ・クストーツァ)

「クストーツァ(カンティーナ・ディ・クストーツァ)」の香りや味わいコメント

生産者 ぶどう品種 ヴィンテージ 生産国 地方
カンティーナ・ディ・クストーツァ ガルガネガ、トレッビアーノ・トスカーノ、
トカイ・フリウラーノ
2021 イタリア ヴェネト
Alc 参考価格(税別) 輸入元 試飲日
12.5 ¥1,200 稲葉 2023/1/30

「クストーツァ(カンティーナ・ディ・クストーツァ)」レビュー

ワインの外観

クストーツァ(カンティーナ・ディ・クストーツァ)の外観

輝きあるレモンイエロー

ワインの香り

グラスを回す前:柑橘、青りんご、ハツラツ、白い花

グラスを回した後:新鮮さが増す、フルーティー&フラワリー

ワインの味わい

溌剌とした食感、香り同様青りんご様の爽やかさ、シャキッとしたミネラル感もある、柔らかい酸なので爽やかタイプながら鋭くなく飲みやすい

その他コメント

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
1,200円で見つけた爽やか白!
ステンレス発酵熟成ならではの新鮮でフルーツ感ある白。決して高級感あるわけではないが、1200円はハイコスパすぎる!
季節

グラス 温度 私的に買う度
(5段階)
軽重度
(10段階)
中ぶりびわ 7-12℃ 5 2
「季節・温度・料理・好み・グラスについて」を読む

ワインを美味しく飲むための大きなポイントは、温度とグラスです。これらを変えるだけで全く味が変わります。私たちサービスマンはこの2つを工夫するだけでお客様に家で飲むよりも美味しいワインを提供できます。

そしてもう1つ、意外と季節でも味が全く違います。食材が変わるから?もちろんそれもありますが、料理ナシで飲んでも違うんです。温度や湿度など色々な影響を受けて味覚の体感が違うのでしょうね。

このワインコメント投稿で「合う料理」に言及することは稀(まれ)です。というのも、同じ料理名でもちょっとした味付けの違いで相性が変わり、情報として発信するには、ブレ幅が大きすぎると考えるからです。

さて、グラスについては私独自の「果実のびわ」などの言葉がでます。どんなグラスを指しているかや、飲食店や家庭で揃えるべきグラスについては今後、写真付きの記事にしたいと思っていますが、ひとまず「びわ」はいわゆるボルドー型のものと思っていただければ幸いでございます。

ワインコメント投稿のコンセプト

「同業の参考になるコメントをupしたい」という想いからです。

プロのワインコメントを知りたい時がありませんか?…でも、検索しても輸入元の説明をコピペした商品がHITし、私たち飲食業が参考にしたいプロのコメントを見つけるのは困難です。そこで自分でアップしようと思い、頑張ってアップしています。月額330円でこの情報をエクセルでまとめたものも入手いただけます。詳しくは下記をご覧ください。

ワインコメント一覧と会員について

輸入元情報

クストーツァを代表する生産者組合
童話をモチーフにした伝統的なワイン

クストーツァを代表する生産者組合
カンティーナ ディ クストーツァは1968年に設立されたこのエリアを代表する生産者組合です。設立当初は83軒の栽培農家しかいませんでした。1971年にクストーツァのファーストヴィンテージの生産を始めました。この年は、ちょうどクストーツァがDOCに認定された年でもあります。これはカンティーナ ディ クストーツァにとってこの土地の歴史を大きく変える転機となりました。現在、組織は大きく発展し、200軒の栽培農家から構成され、全体で1,000haの畑で葡萄を栽培しています。畑は主にガルダ湖の南東の斜面に位置しています。伝統を重んじながらも革新的な技術を取り入れ、その土地の個性が表現されたワイン造りを行っています。単なるワインとしてではなく、グラスを傾ける度に、葡萄を育てている人々の土地や伝統への情熱や愛情が飲み手に伝わるようなワインを目指しています。

青リンゴや洋梨を思わせる豊かなアロマが広がる
集約していながら、きれいで充実した果実味が楽しめます
畑はガルダ湖の南東に位置するゾンマカンパーニャ、ヴァレッジョ スル ミンチョに位置しています。収穫した葡萄はやわらかく圧搾し、温度コントロールされたステンレスタンクで発酵、熟成させます。輝きのある淡い麦わら色、青リンゴや洋梨を思わせる豊かなアロマが広がります。口に含むと非常にクリーンでピュア、良質な葡萄を感じさせる集約があります。口当たりはスムーズでバランスが良く、しっかりとした骨格を持っています。ラベルは、アンデルセンの童話「しっかり者のスズの兵隊」をモチーフにしています。
クストーツァ|稲葉で取り扱っている世界のワイン情報 (inaba-wine.co.jp)

この記事を書いている人

OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ

 寺井 剛史(てらい つよし)

ソムリエ寺井剛史

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。

北九州「技の達人」認定者 / 福岡県知事表彰 受賞
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ