ロエロ アルネイス ブルーノ・ジャコーザ
生産者 ぶどう品種 ヴィンテージ 生産国 地方
ブルーノ・ジャコーザ アルネイス 2020 イタリア ピエモンテ
Alc 参考価格(税別) 輸入元 試飲日
14 ¥4,500 モトックス 2022/4/25

「ロエロ アルネイス(ブルーノ・ジャコーザ)」レビュー

ワインの外観

ロエロ アルネイス(ブルーノ・ジャコーザ)の外観

やや緑が入ったレモンイエロー、色調やや濃い目

ワインの香り

グラスを回す前:青りんごとハーブ感ありつつふんわり、パッションフルーツ、白桃、白い花

グラスを回した後:白桃ニュアンス増す、ふんわり柔らかな香り、フラワリー、花束の甘い香り

ワインの味わい

やや厚みある食感、香り同様の柔らかい果実味をしっかりと感じ、酸は穏やか、香り同様花束の甘い風味、ほのかにタンニン、余韻に華やかさがが続く

その他コメント

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
ブルーノ・ジャコーザというバローロの巨匠による白ワイン(ロエロ・アルネイス)です。
柔らかで花束のような甘い風味ありながら意外と力強さを持つ白ですね。

合う季節:春

おすすめ温度:9-13℃

おすすめグラス:中ぶりの果実のびわ型

「季節・温度・料理・好み・グラスについて」を読む

ワインを美味しく飲むための大きなポイントは、温度とグラスです。これらを変えるだけで全く味が変わります。私たちサービスマンはこの2つを工夫するだけでお客様に家で飲むよりも美味しいワインを提供できます。

そしてもう1つ、意外と季節でも味が全く違います。食材が変わるから?もちろんそれもありますが、料理ナシで飲んでも違うんです。温度や湿度など色々な影響を受けて味覚の体感が違うのでしょうね。

このワインコメント投稿で「合う料理」に言及することは稀(まれ)です。というのも、同じ料理名でもちょっとした味付けの違いで相性が変わり、情報として発信するには、ブレ幅が大きすぎると考えるからです。

さて、グラスについては私独自の「果実のびわ」などの言葉がでます。どんなグラスを指しているかや、飲食店や家庭で揃えるべきグラスについては今後、写真付きの記事にしたいと思っていますが、ひとまず「びわ」はいわゆるボルドー型のものと思っていただければ幸いでございます。

ワインコメント投稿のコンセプト

「同業の参考になるコメントをupしたい」という想いからです。

プロのワインコメントを知りたい時がありませんか?…でも、検索しても輸入元の説明をコピペした商品がHITし、私たち飲食業が参考にしたいプロのコメントを見つけるのは困難です。そこで自分でアップしようと思い、頑張ってアップしています。月額330円でこの情報をエクセルでまとめたものも入手いただけます。詳しくは下記をご覧ください。

ワインコメント一覧と会員について

輸入元情報

ソムリエ寺井
ポイントと思うところに私がマーカーを引いています

「バローロのロマネ・コンティ」をはじめ、最高の賛辞を受けるワイナリー
イタリアの偉大なワイン生産者といえるブルーノ・ジャコーザ。時に「バローロのロマネ・コンティ」、「伝説的な人物」など、イタリア国内だけではなく、世界中から最高の賛辞をもって称されています。

また、近年、ブルーノ・ジャコーザが、「コッリーナ・リオンダ(Collina Rionda)」というバローロの赤ラベルの1989年ヴィンテージで、ワイン・アドヴォケイトにて100点を獲得しました。イタリアワインでは、レディガフィ、サッシカイアに並ぶ、僅か3本目の快挙です。

■各方面から高い評価を得ています■

<ワイン・スペクテイター(90点以上を50回、うち100点を1回獲得)>
~これはバローロのロマネ・コンティである~
(100点を獲得した、バローロ レ・ロッケ・デル・ファレット リゼルヴァ 2000のコメントより)
<ガンベロロッソ>
~ブルーノ・ジャコーザは伝説的人物である~
(過去3グラスを13回獲得、ヴィニ・ディタリアより)
<ワイン・アドヴォケイト(90点以上を97回、うち98点を6回、99点を2回獲得)>
~これはブルーノ・ジャコーザによる途方も無い努力のものである。名誉なことに、私が幾度かこのワインのテイスティングする経験を得たが、まさに息をのむような経験であった。~
(99点を獲得した、バローロ レ・ロッケ・デル・ファレット リゼルヴァ 2004のコメントより)

バルバレスコの特級と呼ばれるブルーノ・ジャコーザのクリュワイン

■ バルバレスコのクリュ
バルバレスコの有名クリュ畑を複数所有している歴史あるワイナリーです。筆頭格となる畑をご紹介します。

●アジリBarbaresco Asili(自社畑)・・・精緻にして濃厚な味わいに圧倒される当代最高のバルバレスコ
●サント・ステファノBarbaresco Santo Stefano di Neive(契約畑)・・・ジャコーザの看板ともいうべきバルバレスコ

品種 アルネイス 100%
醗酵 ステンレスタンク/16ー17℃で25日間のマセラシオン
熟成 ステンレスタンク熟成 4カ月瓶熟成 2カ月以上

この記事を書いている人

OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ

 寺井 剛史(てらい つよし)

ソムリエ寺井剛史

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。

北九州「技の達人」認定者 / 福岡県知事表彰 受賞
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ