「ロシャンボー カノペ アンジュー ブラン」の香りや味わいコメント

「ロシャンボー カノペ アンジュー ブラン」の香りや味わいコメント

生産者 ぶどう品種 ヴィンテージ 生産国 地方
ドメーヌ ド ロシャンボー CB 2023 フランス ロワール
Alc 参考価格(税別) 輸入元 試飲日
12 ¥2,800 飯田 10/7/2025

「ロシャンボー カノペ アンジュー ブラン」レビュー

ワインの外観

ロシャンボー カノペ アンジュー ブランの外観

ベージュの入った淡めのレモンイエロー、粘性低め

ワインの香り

グラスを回す前:レモンの皮、炭酸水、硬水、ミント、清涼感、白い花

グラスを回した後:い草、白檀、白胡椒

ワインの味わい

滑らかさある食感、果実味はジューシーさあるが、しっかりした酸と自然派ならではの酢酸エチルのような刺激のおかげでタイトに抑えられている、蜂蜜、ジンジャー、スパイスミックス、紅茶や甜茶などの風味があり複雑、仏の北の産地ロワールならではの軽やかで清涼感ある味わいに天然酵母発酵

その他コメント

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
酸化防止剤ごく少量のナチュラル感
仏、アルザス、Ri、2022、12.0、3500円、自然派の造り手。酸がありつつぶどう甘みがあることからRiと予想。
季節

グラス 温度 軽重度
(10段階)
中ぶりびわ 9-13℃ 6

月額330円のエクセルには、「ワインの8段階評価」と「プライベートで買うかどうか(5段階)」も記載しています。詳しくはワインコメント一覧と会員についてへ。

「季節・温度・料理・好み・グラスについて」を読む

ワインを美味しく飲むための大きなポイントは、温度とグラスです。これらを変えるだけで全く味が変わります。私たちサービスマンはこの2つを工夫するだけでお客様に家で飲むよりも美味しいワインを提供できます。

そしてもう1つ、意外と季節でも味が全く違います。食材が変わるから?もちろんそれもありますが、料理ナシで飲んでも違うんです。温度や湿度など色々な影響を受けて味覚の体感が違うのでしょうね。

このワインコメント投稿で「合う料理」に言及することは稀(まれ)です。というのも、同じ料理名でもちょっとした味付けの違いで相性が変わり、情報として発信するには、ブレ幅が大きすぎると考えるからです。

さて、グラスについては私独自の「果実のびわ」などの言葉がでます。どんなグラスを指しているかや、飲食店や家庭で揃えるべきグラスについては今後、写真付きの記事にしたいと思っていますが、ひとまず「びわ」はいわゆるボルドー型のものと思っていただければ幸いでございます。

ワインコメント投稿のコンセプト

「同業の参考になるコメントをupしたい」という想いからです。

プロのワインコメントを知りたい時がありませんか?…でも、検索しても輸入元の説明をコピペした商品がHITし、私たち飲食業が参考にしたいプロのコメントを見つけるのは困難です。そこで自分でアップしようと思い、頑張ってアップしています。月額330円でこの情報をエクセルでまとめたものも入手いただけます。詳しくは下記をご覧ください。

ワインコメント一覧と会員について

輸入元情報

オーガニックに特化した小さな家族経営ドメーヌによる驚くほどのコストパフォーマンス
アンジュー地区のわずか7haの畑から、モリース・フォレストによって1985年に創業されたドメーヌです。35年にわたり畑を拡大し続け、現在では18haを所有しています。ワイナリーはアンジェ市から10kmほど南に位置し、オーバンス川を見下ろす丘陵のシスト土壌にあります。ドメーヌの現当主は息子のコランタン。2014年までボルドーで醸造を学び、ペサック・レオニャンのシャトーでも経験を重ねた後、2017年にアンジューに戻り、姉と父と共にドメーヌを運営しています。非常に真面目な性格の若手生産者です。
所有畑は全てワイナリーの周辺にあり、総面積18haの内、10haはシュナンブラン、5,5haはカベルネフランを植えています。畑は急斜面もあり、一部はテラス状になっています。1992年から徐々にビオロジックに転換しつつ、1998年から完全に切り替えました。2001年にビオロジック認証を取得。根が深くまで伸び、ブドウの樹自身の生きる力が高まるように努力を惜しまず畑仕事を行います。その一方で、トリートメントの頻度は大幅に下がりました。ブドウを理想的な状態でワイナリーまで運ぶために小箱を使用し、手摘みによって丁寧に収穫を行います。平均樹齢は30年以上で、収量は白40hl/ha、赤45hl/haと自然と低くなります。
良いワインは畑で生まれるというフィロゾフィーで、醸造の面では出来るだけ手を加えず、自然な造りを目指しています。ボルドーで学んだ影響もあり、使用する樽の多くはボルドー産ですが、その大半は樽香の付かない古樽です。補糖は行わず、天然酵母で発酵、SO2の使用は最低限に抑え、珪藻土で濾過します。年間生産量は45,000本ほどと小規模ながら、フランス国内のオーガニックショップ、酒販店やレストランに高く評価され、日本市場向けの極少量を除いて、全生産が現地で消費されている人気の造り手です。

「森林の上層部」を意する「Canopee」は、オーナー(フォレスト家)にちなんで付けられた名前。洋梨のようなフレッシュな果実と白花を思わせるアロマ。シュナンブランの個性が輝くフレッシュな味わい。

この記事を書いている人

OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ

 寺井 剛史(てらい つよし)

ソムリエ寺井剛史

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。

北九州「技の達人」認定者 / 福岡県知事表彰 受賞
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ