「シャブリ キュヴェ・ヴィエイユ・ヴィーニュ オーク樽熟成 2022」の香りや味わいコメント

「シャブリ キュヴェ・ヴィエイユ・ヴィーニュ オーク樽熟成 2022」の香りや味わいコメント

生産者 ぶどう品種 ヴィンテージ 生産国 地方
ドメーヌ・アラン・ジョフロワ CH 2022 フランス ブルゴーニュ
Alc 参考価格(税別) 輸入元 試飲日
12.5 ¥4,050 モトックス 4/8/2024

「シャブリ キュヴェ・ヴィエイユ・ヴィーニュ オーク樽熟成 2022」レビュー

ワインの外観

シャブリ キュヴェ・ヴィエイユ・ヴィーニュ オーク樽熟成 2022の外観

透明感あるレモンイエロー

ワインの香り

グラスを回す前:青りんご、レモン、石灰、岩塩

グラスを回した後:ヨーグルト、ぬか、石灰(この3つが強い、寺井は多分シャブリと当てられます)、白胡椒

ワインの味わい

さらりつしつつ厚みを感じる食感、青りんごのような爽やかな果実味、酸は強くやや鋭さある、酸は口中でも伸びるが途中からワインの厚みが優位になり、余韻には樽由来と思われる香ばしさを感じる

その他コメント

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
最初はシャブリらしいキリッと感と思ったが実は奥行きある複雑さ
香りに樽熟成を取られることができず、いかにもシャブリな感じ。口に含んでも最初はそうだが、途中から厚みが増し、余韻は非常に長く香ばしい
季節

グラス 温度 軽重度
(10段階)
大ぶり丸 7-15℃ 5

月額330円のエクセルには、「ワインの8段階評価」と「プライベートで買うかどうか(5段階)」も記載しています。詳しくはワインコメント一覧と会員についてへ。

「季節・温度・料理・好み・グラスについて」を読む

ワインを美味しく飲むための大きなポイントは、温度とグラスです。これらを変えるだけで全く味が変わります。私たちサービスマンはこの2つを工夫するだけでお客様に家で飲むよりも美味しいワインを提供できます。

そしてもう1つ、意外と季節でも味が全く違います。食材が変わるから?もちろんそれもありますが、料理ナシで飲んでも違うんです。温度や湿度など色々な影響を受けて味覚の体感が違うのでしょうね。

このワインコメント投稿で「合う料理」に言及することは稀(まれ)です。というのも、同じ料理名でもちょっとした味付けの違いで相性が変わり、情報として発信するには、ブレ幅が大きすぎると考えるからです。

さて、グラスについては私独自の「果実のびわ」などの言葉がでます。どんなグラスを指しているかや、飲食店や家庭で揃えるべきグラスについては今後、写真付きの記事にしたいと思っていますが、ひとまず「びわ」はいわゆるボルドー型のものと思っていただければ幸いでございます。

ワインコメント投稿のコンセプト

「同業の参考になるコメントをupしたい」という想いからです。

プロのワインコメントを知りたい時がありませんか?…でも、検索しても輸入元の説明をコピペした商品がHITし、私たち飲食業が参考にしたいプロのコメントを見つけるのは困難です。そこで自分でアップしようと思い、頑張ってアップしています。月額330円でこの情報をエクセルでまとめたものも入手いただけます。詳しくは下記をご覧ください。

ワインコメント一覧と会員について

輸入元情報

シャブリひと筋150年!シャブリ特有の素晴らしい風味を守り続けている造り手

ドメーヌ・アラン・ジョフロワは1850年にシャブリA.O.C.の中心部にドメーヌを構えました。それから今日まで、150年以上もジョフロワ家は代々シャブリをつくり続けています。現在の当主アラン氏は、地元では「シャブリの申し子」とも呼ばれる名手です。シャブリらしいフレッシュさとキンメリジャンのテロワールを含んだ果実味を全面に出すことを重視したワイン造りを行っています。

シャブリの優秀な生産者として名高い「アラン・ジョフロワ」。樹齢45年以上の古木から採れたブドウだけを使ったこのワインは程よい力強さと繊細さのバランスがよく取れています。

この記事を書いている人

OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ

 寺井 剛史(てらい つよし)

ソムリエ寺井剛史

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。

北九州「技の達人」認定者 / 福岡県知事表彰 受賞
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ