アシルティコ フロリナ

「アシルティコ フロリナ」の香りや味わいコメント

生産者 ぶどう品種 ヴィンテージ 生産国 地方
キリ・ヤーニ アシルティコ 2024 ギリシャ ノーザン・グリース
Alc 参考価格(税別) 輸入元 試飲日
13.5 ¥3,100 モトックス 2025/8/1

「アシルティコ フロリナ」レビュー

ワインの外観

アシルティコ フロリナの外観

緑やや強めのレモンイエロー

ワインの香り

グラスを回す前:ハツラツ、青りんご、グレープフルーツ、清涼感、ハーブ、石灰、ミネラル、若干の潮っぽさ

グラスを回した後:塩を思わせるミネラル感、キラキラした印象

ワインの味わい

厚みある食感、清涼感ある果実味ながらしっかりと濃縮感ある、酸はかなり強いが分厚い果実味と若干のタンニンがあるので、酸はさほど強く感じずバランス良い、アーモンドの薄皮のようなビター成分

その他コメント

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
若いのに既に美味しい
この値段でヴィンテージ2024ながら、ちゃんと美味しく飲める1本。しっかり酸あるがシャープではないので、温度上がっても美味しい
季節

グラス 温度 軽重度
(10段階)
大ぶりびわ 7-16℃ 6

月額330円のエクセルには、「ワインの8段階評価」と「プライベートで買うかどうか(5段階)」も記載しています。詳しくはワインコメント一覧と会員についてへ。

「季節・温度・料理・好み・グラスについて」を読む

ワインを美味しく飲むための大きなポイントは、温度とグラスです。これらを変えるだけで全く味が変わります。私たちサービスマンはこの2つを工夫するだけでお客様に家で飲むよりも美味しいワインを提供できます。

そしてもう1つ、意外と季節でも味が全く違います。食材が変わるから?もちろんそれもありますが、料理ナシで飲んでも違うんです。温度や湿度など色々な影響を受けて味覚の体感が違うのでしょうね。

このワインコメント投稿で「合う料理」に言及することは稀(まれ)です。というのも、同じ料理名でもちょっとした味付けの違いで相性が変わり、情報として発信するには、ブレ幅が大きすぎると考えるからです。

さて、グラスについては私独自の「果実のびわ」などの言葉がでます。どんなグラスを指しているかや、飲食店や家庭で揃えるべきグラスについては今後、写真付きの記事にしたいと思っていますが、ひとまず「びわ」はいわゆるボルドー型のものと思っていただければ幸いでございます。

ワインコメント投稿のコンセプト

「同業の参考になるコメントをupしたい」という想いからです。

プロのワインコメントを知りたい時がありませんか?…でも、検索しても輸入元の説明をコピペした商品がHITし、私たち飲食業が参考にしたいプロのコメントを見つけるのは困難です。そこで自分でアップしようと思い、頑張ってアップしています。月額330円でこの情報をエクセルでまとめたものも入手いただけます。詳しくは下記をご覧ください。

ワインコメント一覧と会員について

輸入元情報

ギリシャを代表するアイコンワイン「キリ・ヤーニ」

世界のTOPソムリエや評論家、マスター・オブ・ワイン達がギリシャ最高峰の造り手として認める「キリ・ヤーニ」。そのルーツは1879年からワイン造りを行ってきた老舗ワイナリー「ブタリ・ワイン」にあります。
「ブタリ・ワイン」は、当時アンフォラを使用しワインが保管されていたギリシャにおいて、最初にガラス製の瓶で瓶詰めを行い、現代ギリシャワインの幕開けともいえる功績を残した名門ワイナリーです。
キリ・ヤーニの創設者であるヤーニス・ブタリス氏はこの「ブタリ・ワイン」を経営するブタリス家の4代目として生まれ、ギリシャの多彩なテロワールに早くから目を向けた先駆者でもありました。ブタリ・ワインでは、ブドウ栽培農家からブドウを購入しワイン造りを行ってきましたが、ヤーニス氏は“テロワールを重視した高品質なワインを造りたい”という確固たるビジョンと熱い情熱を抱き、新たな道に進みます。そして、1997年に北ギリシャ、ナウサの森の中に土地を購入しブドウ畑を一から開墾。地ブドウである固有品種のクシノマヴロや国際品種の試験栽培も行い、その地に最も適したブドウ品種を選びブドウ畑を展開していきました。そして、母体である「ブタリ・ワイン」から独立、今日ではギリシャを代表するブランドまでに成長した「キリ・ヤーニ」を設立しました。

◆高貴な黒ブドウ「クシノマヴロ」とキリ・ヤーニ

ギリシャ随一と言われる高貴な黒ブドウ“クシノマヴロ”。その銘醸地として名高いのが北ギリシャに位置する銘醸地、ナウサ地区とアミンデオン地区です。両地区はヴェルミオン山を挟み隣接し、ヴェルミオン山の南東海抜150-300mの産地がナウサ地区。そして山を挟み南西部の海抜700mの地点にアミンデオン地区が広がります。ナウサ地区のクシノマヴロは濃厚でボリューム感に優れたワインを生み、アミンデオン地区では自根で育つ古木のクシノマヴロから透明感のあるエレガントなスタイルのワインが生み出されています。キリ・ヤーニはこの「クシンマヴロ」を中心に、この地で伝統を守り、且つ革新的なワイン造りを行い高い評価を集めるようになりました。

◆成長を続ける

2000年代に入り、創設者ヤーニス・ブタリス氏の2人の息子(ステリオス氏とミハリス氏)がワイン造りに参画、ワイナリーに新しい風を吹き込みます。そしてよりテロワールを反映した上質なワインを追求すべく専門家と共に、ナウサ地区でのクシノマブロや固有品種、土壌、テロワールと言った新たな分野での研究が始まりました。ナウサ地区では畑を細かく40の区画に分けブドウを栽培。単一区画で育つクシノマヴロからアイコニックなワイン「ディアポロス」を生み出します。またアミンデオン地区では冷涼な気候に合ったアロマティックな国際品種も栽培、ソーヴィニヨンに至ってはギリシャで最初に栽培を始めた蔵でもあり、特別な単一区画から「ドールモ」が造られています。この地区のソーヴィニヨン・ブランはジャンシス・ロビンソンMWも一目置き、世界的にも注目が高まっています。
2人は「良いワインは醸造所でうまれ、卓越したワインは畑で誕生する」というキリ・ヤーニの哲学を基軸とし、伝統を重んじると同時に改革・革新を恐れず新たなプロジェクトクトを推し進めてきました。
また、畑から消費者に至るあらゆる分野での専門知識を深める事で、北ギリシャに点在する素晴らしいテロワールを世に広め、ギリシャワインの国際的認知度を高めることも大きな責務として取り組んでいます。
そして今日、「キリ・ヤーニ」がうみ出す唯一無二の味わいは、ギリシャを代表するアイコンワインとして高く評価されています。

北ギリシャ、アミンデオン地区の山のアシルティコ。濃厚で熟度の高い柑橘類のアロマとふくよかなボディを持ちます。アクセントのミネラリックな塩味と高い酸味が全体をまとめます。

この記事を書いている人

OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ

 寺井 剛史(てらい つよし)

ソムリエ寺井剛史

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。

北九州「技の達人」認定者 / 福岡県知事表彰 受賞
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ