
「ナトゥラレサ サルバヘ ガルナッチャ」の香りや味わいコメント
生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
ボデガス・アスル・イ・ガランサ | Gre | 2021 | スペイン | ナバラ |
Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
13 | ¥3,150 | 赤 | モトックス | 5/19/2024 |
「ナトゥラレサ サルバヘ ガルナッチャ」レビュー
ワインの外観
やや透明感あるダークチェリーレッド、青がほぼ抜けている
ワインの香り
グラスを回す前:カシス、スパイス感強い、桂皮、八角、オレンジピール、ジンジャー
グラスを回した後:清涼感増す、乾燥オレンジ、乾燥いちじく、セージ、山椒、ハッカキャンディー
ワインの味わい
軽やかな食感、果実味はジューシーで軽快、やや強めのタンニン、酸は中程度、柑橘やハーブだけでなく山椒や薄荷のようなスパイスを思わせる清涼感、さらにオリエンタルスパイスのような甘苦ニュアンス、複雑で風味豊か
その他コメント

エレガントビオとのことだが、確かに軽やかさある、ただAlc13%の割にアルコール感を感じるのは、スパイス感をAlc感と勘違いしているのだろうか、ちょっと苦手
季節
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グラス | 温度 | 軽重度 (10段階) |
冬 | 大ぶりびわ | 20℃前後 | 7 |
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輸入元情報
スペイン北東部の砂漠地帯でワインを造る“たった一軒”のボデガ
■クオリティの高い、自然なワイン造りを目指して
ボデガス・アスル・イ・ガランサの設立は2000年。ピレネー山脈にもほど近いスペイン北東部ナバーラD.O.に、若い仲間3人が立ち上げたワイナリーです。ワイナリー設立の動機は、「自分たちが理想とする自然なワイン造り」を実践すること。醸造家のマリアとダニエルは、もともとカタルーニャの醸造学校で同級生でしたが、そこで学ぶうちに二人は「ワイン造りとは技術ではなく、自然な表現が生まれる手助けをすることだ」という考えを共有するようになります。醸造学校を卒業後、それぞれ修業のために別の道を歩み、ブルゴーニュ、オーストラリア、南アフリカ、アルゼンチンなどで経験を積みますが、その一方で、自分のワインを造りたいという夢は膨らんでいきます。そして2000年、マリアの兄でアーティストでもあるフェルナンドを迎え遂に夢の第一歩を踏み出したのです。
■有機栽培にはこれ以上ない最適の地
満を持して選んだのは、国立公園にも指定されているヨーロッパ最大の砂漠地帯ラス・バルデナス・レアレスの一端、カルカスティーリョ村に50年以上もの間打ち捨てられていた一軒の元協同組合。畑はもちろん砂漠の外にありますが、砂漠の乾燥した空気とピレネー山脈から吹き降ろす北風のお蔭で病気や害虫を寄せ付けません。気候的に難しい地で有機栽培を実践するのは大変なことですが、このテロワールのお蔭で、ワイナリーでは無理なく自然な栽培に取り組むことができるのです。
有機栽培に取り組むアスル・イ・ガランサが造る、単一畑のガルナッチャ100%の赤ワイン。力強さよりも繊細さを引き出す造りを重視しています。
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史(てらい つよし)

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ