「370 レグアス ドウロ レゼルヴァ」の香りや味わいコメント

370 レグアス ドウロ レゼルヴァ ワインコメント一覧

「370 レグアス ドウロ レゼルヴァ」の香りや味わいコメント

生産者 ぶどう品種 ヴィンテージ 生産国 地方
パラス・ワインズ トウリガ・フランカ 35%、ティンタ・ロリス 35%、トウリガ・ナシオナル 30% 2020 ポルトガル ドゥエリンセ
Alc 参考価格(税別) 色 輸入元 試飲日
14 ¥1,750 赤 モトックス 2026/10/9

「370 レグアス ドウロ レゼルヴァ」レビュー

ワインの外観

370 レグアス ドウロ レゼルヴァの外観

青がほぼ抜けた濃いめのダークチェリーレッド、もや、粘性強い

ワインの香り

グラスを回す前:プラムジャム、黒いベリーをシナモン等のスパイスとコンポートした、古民家カフェ、ひのき

グラスを回した後:赤胡椒、ルビーチョコ、バニラ、コーヒー

ワインの味わい

力強い食感、完熟感ある果実味、力強いタンニンで酸もしっかりだが適度な滑らかさがあり心地よい、赤い花のような華やかさ、香りの印象ほど茶色いスパイスは感じず、血液やインクのニュアンス、奥行きがある

その他コメント

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
滑らかに熟成した飲み頃ハイコスパ赤
アルゼンチン、メンドーサ、マルベック、2023、13.5、2000円と予想。
季節 グラス 温度 軽重度
(10段階)
秋 中ぶりびわ 20℃前後 8

月額330円のエクセルには、「ワインの8段階評価」と「プライベートで買うかどうか(5段階)」も記載しています。詳しくはワインコメント一覧と会員についてへ。

「季節・温度・料理・好み・グラスについて」を読む

ワインを美味しく飲むための大きなポイントは、温度とグラスです。これらを変えるだけで全く味が変わります。私たちサービスマンはこの2つを工夫するだけでお客様に家で飲むよりも美味しいワインを提供できます。

そしてもう1つ、意外と季節でも味が全く違います。食材が変わるから?もちろんそれもありますが、料理ナシで飲んでも違うんです。温度や湿度など色々な影響を受けて味覚の体感が違うのでしょうね。

このワインコメント投稿で「合う料理」に言及することは稀(まれ)です。というのも、同じ料理名でもちょっとした味付けの違いで相性が変わり、情報として発信するには、ブレ幅が大きすぎると考えるからです。

さて、グラスについては私独自の「果実のびわ」などの言葉がでます。どんなグラスを指しているかや、飲食店や家庭で揃えるべきグラスについては今後、写真付きの記事にしたいと思っていますが、ひとまず「びわ」はいわゆるボルドー型のものと思っていただければ幸いでございます。

ワインコメント投稿のコンセプト

「同業の参考になるコメントをupしたい」という想いからです。

プロのワインコメントを知りたい時がありませんか?…でも、検索しても輸入元の説明をコピペした商品がHITし、私たち飲食業が参考にしたいプロのコメントを見つけるのは困難です。そこで自分でアップしようと思い、頑張ってアップしています。月額330円でこの情報をエクセルでまとめたものも入手いただけます。詳しくは下記をご覧ください。

ワインコメント一覧と会員について

輸入元情報

カンパニー・オブ・ザ・イヤー受賞の実力派生産者

パラス・ワインズは2010年に現オーナーのルイス・ヴィエイラ氏によって設立されました。前身はルイスによって1998年に設立されたバルクワイン会社ですが、現在はポルトガル指折りの規模を誇るワイナリーとして、アルコバサに本社とボトリング施設を置き、リスボンとアレンテージョに保有する自社畑に加え、ドウロ、ヴィーニョ・ヴェルデ、ダオン、テージョの契約畑から、品質対価格に優れたワインを生み出しています。今ではポルトガルワイン業界で上位10社に数えられる規模の企業にまで成長し、「ポルトガル各地の特色を表現したワイン」を消費者へ届けることをコンセプトに日々活動しています。2020年にはポルトガルのワイン評価誌「Revista de Vinhos」にて、カンパニー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、国内外で高い評価を受けているワイナリーです。

生涯をワインへ捧げる情熱家

パラス・ワインズは、ルイス・ヴィエイラ氏のワインへの情熱から生まれました。彼の祖父と父は1945年以来ずっとワインの世界に携わっており、ルイスは幼い頃からその仕事ぶりを間近で見てきました。5歳の時には、ワインのタンクに落ちて危うく溺れそうになったところを祖父に助けられたといい、今でも彼はこのエピソードを思い出しては、「あの出来事はワインの迷宮へ迷い込む洗礼のようなものだった」と冗談を言います。

サステナブルな取り組み

ワイナリーでは、ワインの品質を確保しながら、ブドウ畑と生態系のバランスが取れた多様で持続可能な環境を作り出すため、サステナブルな取り組みにも力を入れています。例えば、ブドウ畑の緑化を進めることで土壌侵食を抑え、土壌の質の改善に繋げています。畝の間に雑草や、収穫時に出た葉、種、茎などをそのまま畑に残しておくことで、それらが分解され、土壌の有機物含有量や肥沃度が飛躍的に改善します。他にも、パラス・ワインズでは生物多様性や持続可能な環境づくりの観点から、自然保護地域に固有の動物のためのシェルターを設置するなど一年を通して様々な活動を行い、学校や専門機関からの視察訪問も受け入れています。パラス・ワインズのブドウ畑はサステナブル認証を取得しており、ワインの生産において農薬製品と化学肥料の使用を最小限に抑えていることを証明しています。

信頼のおける契約農家

パラス・ワインズのワインメーカーと彼が率いるチームは、ブドウの休眠期から収穫期までのブドウ栽培の全てのサイクルにおいて、一年中契約農家と非常に細やかにコミュニケーションを取っています。こうすることで、より高品質なブドウを毎年安定して得ることができるのです。

370レグアス、ワイン名の由来

「レグアス」は昔航海で使用された単位で、約3海里を意味します。 370レグアスとは、ポルトガルとスペインが 1494 年にトルデシリャス条約で合意した国境地点を表していて、今のカーボベルデ共和国(旧ポルトガル領の島国)から西へ370レグアス(約2,000km)の地点を指しています。この出来事はポルトガルの歴史にとって非常に重要であり、現在でもドウロはスペインとの国境に位置しているという類似性から、このワインはそれを称え、敬意を表すために370レグアスと名付けられました。

この記事を書いている人

OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ

寺井 剛史(てらい つよし)

ソムリエ寺井剛史

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、
プレゼントワインショップ
を設立。

  • 北九州「技の達人」認定者
  • 福岡県知事表彰 受賞
  • 技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
  • レストランサービス技能士1級
  • 日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ

コメント