ネリマッティ サリチェ サレンティーノ リゼルヴァ

「ネリマッティ サリチェ サレンティーノ リゼルヴァ」の香りや味わいコメント

生産者 ぶどう品種 ヴィンテージ 生産国 地方
カンティーネ パオロレオ ネグロアマーロ85%、他 2014 イタリア プーリア
Alc 参考価格(税別) 輸入元 試飲日
14.5 ¥5,500 稲葉 2025/9/2

「ネリマッティ サリチェ サレンティーノ リゼルヴァ」レビュー

ワインの外観

ネリマッティ サリチェ サレンティーノ リゼルヴァの外観

青の抜けたダークチェリーレッド、粘性極強

ワインの香り

グラスを回す前:引き締まった黒い果実、カシス、黒オリーヴ、ジビエ、血液、樹液

グラスを回した後:バルサムやお香っぽさあるが甘くなく引き締まっている、オリエンタル、瞑想

ワインの味わい

滑らかな食感、黒い果実の凝縮感、濃密な果実味、タンニン強いが細かく、酸も強め、ただ果実味豊か且つ甘いスパイス感がタンニンと酸を包みこみバランス良い

その他コメント

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
重たいボトルに重たい味わいの重厚赤
イタリア、ヴェネト、コルヴィーナ、モリナーラ、ロンディネッラ、2020、14、5000と予想。
2014年のネグロアマーロ。この品種、もう少し体験が必用。
酒質は素晴らしく、決して安いワインではないが、コスパ高い1本。
季節

グラス 温度 軽重度
(10段階)
大ぶりびわ 20℃前後 8

月額330円のエクセルには、「ワインの8段階評価」と「プライベートで買うかどうか(5段階)」も記載しています。詳しくはワインコメント一覧と会員についてへ。

「季節・温度・料理・好み・グラスについて」を読む

ワインを美味しく飲むための大きなポイントは、温度とグラスです。これらを変えるだけで全く味が変わります。私たちサービスマンはこの2つを工夫するだけでお客様に家で飲むよりも美味しいワインを提供できます。

そしてもう1つ、意外と季節でも味が全く違います。食材が変わるから?もちろんそれもありますが、料理ナシで飲んでも違うんです。温度や湿度など色々な影響を受けて味覚の体感が違うのでしょうね。

このワインコメント投稿で「合う料理」に言及することは稀(まれ)です。というのも、同じ料理名でもちょっとした味付けの違いで相性が変わり、情報として発信するには、ブレ幅が大きすぎると考えるからです。

さて、グラスについては私独自の「果実のびわ」などの言葉がでます。どんなグラスを指しているかや、飲食店や家庭で揃えるべきグラスについては今後、写真付きの記事にしたいと思っていますが、ひとまず「びわ」はいわゆるボルドー型のものと思っていただければ幸いでございます。

ワインコメント投稿のコンセプト

「同業の参考になるコメントをupしたい」という想いからです。

プロのワインコメントを知りたい時がありませんか?…でも、検索しても輸入元の説明をコピペした商品がHITし、私たち飲食業が参考にしたいプロのコメントを見つけるのは困難です。そこで自分でアップしようと思い、頑張ってアップしています。月額330円でこの情報をエクセルでまとめたものも入手いただけます。詳しくは下記をご覧ください。

ワインコメント一覧と会員について

輸入元情報

プーリアの恵まれた気候と土地の個性を反映した高品質なワイン専門誌でも高評価を獲得する家族経営の生産者
3世代にわたって受け継がれる家族のワイン造り

カンティーネ パオロレオは、プーリア州に2つの拠点を置く家族経営の生産者です。20世紀の初頭に、パオロ レオ(現在のオーナーと同じ名前)が自家畑の葡萄でワイン造りを始めたことからワイナリーの歴史がスタートしました。パオロの息子である2代目の二コラがワイナリーを引き継ぎ、石造りのセラーを建設しました。現在は、二コラの息子であり3代目となるパオロが、妻のロベルタと、4人の息子たち(ニコラ、ステファノ、フランチェスコ、アレッサンドロ)と一緒にワイナリーの運営を行なっています。セラーは、DOC サリチェ サレンティーノの中心地にあるサン ドーナチ(San Donaci)と、DOC プリミティーヴォ ディ マンドゥーリアのモンテパラーノ(Monteparano)の2ヶ所に位置しており、それぞれの土地の個性が際立つ様々なタイプのワインを生産しています。どちらのセラーも最新の設備を備えており、樽の貯蔵庫や、1時間に6,500~7,000本を処理できるボトリングラインを完備しています。

品質重視のワイン生産が国際的な評価につながっています

パオロレオのワインは、イタリアのワインガイド、『ガンベロ ロッソ』において複数のアイテムが最高評価のトレ ビッキエーリを獲得しています。『ルカ マローニ ベストワイン年鑑』、『ヴィーテ(Vitae)』などのワインガイドでも高い評価を得ています。パオロは、「私たちはこのプーリアで、国際的にも高く評価される優れた品質を誇るワインが生産できることを証明しました。私たちのワインは、独自のキャラクターを保っており、エレガントでフィネスに満ちています」と話します。パオロレオは家族経営のワイナリーですが、長期契約を結んでいる栽培農家の力によっても支えられています。栽培農家にはワインメーカーのニコラが1年を通して、最初から最後まで品質管理のために監督、指示を出し、高い品質基準を保っています。葡萄が完璧な状態でセラーに運ばれるよう、クオリティ コントロールを厳しくしています。また、契約する栽培農家も厳しく選んでいます。自家畑が70ha、契約農家の畑が80haで、合計で150haの畑からワインを生産しています。年間生産量は約300万本です。生産量の50%を輸出しており、50%は国内で販売しています。

醸造家二コラ レオの哲学

カンティーネ パオロレオは伝統と革新を融合させたワイン造りを行っています。豊富なラインナップを持つ彼らのワインには、エノロゴを務めるニコラ レオの情熱が込められています。すべてのワインに彼の哲学、パッション、味覚が反映されています。そして同時に素晴らしい畑のポテンシャルが明確に表現されています。

「ワインはエキサイティングかつ人々を満足させるものでなければなりません。それは土壌、葡萄の木、気候、そして人の力が融合した結果、生まれるものです。この組み合わせは数学の数式にも似ていて、毎日発生する問題をクリアしなければなりません。しかし、自然を尊重し、この高貴な仕事に対する情熱を持たなければ、常に同じ結果を得ることはできません。ワイン造りで最も重要なことは、自分が100%良いと信じられる葡萄をセラーに持って行くことで、それさえあれば、ワインの品質はある程度保証されていると言えます」とニコラは話します。

サリチェ サレンティーノのリゼルヴァは最低24ヶ月熟成が必要で、そのうち12ヶ月は樽で熟成されています。畑はプーリア南部のレッチェとブリンディシにあります。栽植密度は4500本/ha、仕立ては伝統的なアルベレッロです。収穫は気温が高くなる前の早朝に手摘みで行います。収穫した葡萄は除梗、破砕した後、18度に温度コントロールしたステンレスタンクで発酵と醸しを12日~15日間行います。その後25度でマロラクティック発酵を行います。熟成はバリックで12ヶ月、大樽で6ヶ月、その後ステンレスタンクに移し4ヶ月、さらにボトリングしてから4ヶ月瓶熟させています。ガーネットを帯びた濃いルビーレッド、熟したブラックチェリーやプラムの豊かなアロマにリコリスやバニラの要素が混ざっています。口に含むとしっかりとした骨格がありフルボディ、ベルベットのようにしなやかなタンニンが感じられます。余韻にもアロマと同じ黒い果実やスパイスのニュアンスが感じられます。

この記事を書いている人

OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ

 寺井 剛史(てらい つよし)

ソムリエ寺井剛史

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。

北九州「技の達人」認定者 / 福岡県知事表彰 受賞
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ