「タシュナー ピノ ノワール」の香りや味わいコメント
| 生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
| タシュナー | PN | 2022 | ハンガリー | ショブロン |
| Alc | 参考価格（税別） | 色 | 輸入元 | 試飲日 | |
| 12 | ¥2,400 | 赤 | アズマコーポレーション | 2025/5/17 |
「タシュナー ピノ ノワール」レビュー
ワインの外観
淡いダークチェリーレッド、青はほぼ抜けている
ワインの香り
グラスを回す前：野生の赤い果実、へびいちご、ぐみ、オレガノのようなハーブ感、オリーヴの葉のような植物っぽさ、少し木炭のようなミネラル
グラスを回した後：赤い果実の清涼感とミネラル感増す、マッチ（硝煙）
ワインの味わい
軽やかな食感、鮮やかで軽やかな赤い果実の凝縮感ある果実味、強めの酸と軽やかながらキチンと存在するタンニンは共にワインと一体化し心地よい、硝煙のような軽快なミネラルがギリっとワインに骨格をあたえ、余韻に再度酸とタンニンを感じ長く続く
その他コメント
今のご時世、この値段で上質なPN。
| 季節
|
グラス | 温度 | 軽重度 （10段階） |
| 春 | 中ぶりびわ | 16-20℃ | 4 |
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輸入元情報
家族経営のタシュナーがあるのはハンガリーとオーストリアの国境付近のショプロン。ハンガリー最古といわれる長い歴史に支えられた銘醸地です。タシュナーの創業は1804年。それ以来200年以上続くワイナリーです。オーナーはクルト氏で、お父さんと2人で力を合わせてワイナリーを切り盛りしています。クルト氏がワイナリーを引き継いだのは1994年でした。それ以来、国内市場が対象だったものを世界を相手に経営を広げてきました。2004年にはワイナリーをリノベーションし、伝統の技に最新技術を取り入れたワイン造りを開始しています。 所有する畑は30haで、ショプロンのなかでも生産者としての規模が大きいほうです。標高200～300mの斜面にある畑の土壌は石灰が多い粘土質。平均樹齢は10～20年で、人間の手を加えることを極力抑えるよう減農薬農法を実践しています。 栽培品種で一番多いものは、白ブドウ品種のイルサイ・オリヴェール種。すっきりとした酸味とマスカットのような華やかな甘い香りで地元では好まれています。他にもケークフランコシュ種やゼニット種も栽培し、国際品種も手掛けています。
ハンガリーのワイン銘醸地ショプロンで造られるピノ・ノワール
ハンガリーのワイン銘醸地のひとつ、ショプロンの地に育つピノ・ノワールを100%使用。畑は南向きの斜面にあり、土壌は粘土石灰質土壌。葡萄の樹齢は平均30年。1000リットルのタンクで主発酵を行い、熟成は大型の木製樽にて熟成。大陸性気候の恩恵を受け、涼しげでありながら肉厚感のある素晴らしいピノ・ノワールが育ちます。 ワインは色鮮やかでテリがあります。愛らしいフランボワーズの香り、少しだけ白いスパイス感、肉厚感がありながら、滑らかで品のある果実感、余韻も美しい。鶏肉、牛肉料理と共にお勧めです。
〜テイスティングコメント〜
フランボワーズ、少し白いスパイスを感じる香り、肉厚感のある滑らかな味わい。チキンステーキ、鶏肉のから揚げなどと共に。
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 ／ プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史（てらい つよし）
大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ
