
「シャトー・シヴラック マルベック」の香りや味わいコメント
生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
シャトー シヴラック | マルベック | 2020 | フランス | ボルドー |
Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
15 | ¥4,800 | 赤 | ヴァンドール | 2025/3/4 |
「シャトー・シヴラック マルベック」レビュー
ワインの外観
奥が透けないくらい黒く濃いダークチェリーレッド、青もしっかり残っている
ワインの香り
グラスを回す前:濃縮感ある黒いベリー、カシス、ブルーベリー、カシスLiq、シナモン、バニラ
グラスを回した後:瞑想、バルサム、月桂樹、アニス
ワインの味わい
力強い食感、濃縮感ある果実味は濃くどっしり、タンニンも非常に強いが細かく果実味とのバランスとれている、酸は中程度、炭やエスプレッソのような力強さ、いわゆる濃いワイン力強いワイン好きにはおすすめしやすい、濃厚屈強ワイン、香りではもう少し甘濃い風味と思ったが良い意味で裏切り力強くタイト。
その他コメント

仏、ラングドック・ルーション、CS、2022、14.5、4000円と予想もボルドーのマルベック。これで2020年と5年熟成なので(まだまだ若いので)、ポテンシャルの高さがうかがえる。熟成が楽しみなワイン。
第一印象はボルドーと思ったが、それにしては重々しさ重視すぎると感じ、南仏にしたが、ボルドーやローヌでも濃く、ムンムンする香りで、タンニンあるようなワインがあるのをもう少し整理したい。
季節
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グラス | 温度 | 軽重度 (10段階) |
冬 | 大ぶりびわ | 20℃前後 | 9 |
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輸入元情報
IT系のエンジニアであったアルゼンチン出身のAlex Gibsonが、2018年に廃墟と化していたシャトー・シヴラックを買収し、長年の夢であったワイン造りをスタートさせました。銅などの重金属の影響を考え、ビオロジック認証はありませんが、基本的に化学肥料や除草剤などを使用しないオーガニック栽培を心がけています。SO2添加量も非常に少なく、ナチュラルボルドーと呼べるようなワインをつくりあげており、ボルドーワインらしさがありながらも、Alexがアルゼンチン出身であることを感じさせるような味わいをワインに表現しています。
平均樹齢65年以上のマルベックの単一区画を使用。400ℓのフレンチオークで発酵、その後約24か月熟成。
年間生産量約1,000本。マルベックらしい黒系果実の力強さとタンニン。彼のルーツとテロワールが調和したワイン。
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史(てらい つよし)

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ