パソ・デ・モンテレイ・メンシア

「パソ・デ・モンテレイ・メンシア」の香りや味わいコメント

生産者 ぶどう品種 ヴィンテージ 生産国 地方
ボデガ・パソス・デル・レイ メンシア 2019 スペイン ガルシア
Alc 参考価格(税別) 輸入元 試飲日
13 ¥2,100 モトックス 2021/11/8

「パソ・デ・モンテレイ・メンシア」レビュー

ワインの外観

青の入ったガーネット、若さ

ワインの香り

グラスを回す前:むんむん、黒果実を絞った、果皮

グラスを回した後:スパイス、赤こしょう、生のバラ、スミレ

ワインの味わい

思ったより華やか、中程度の口当たり、適度なタンニン、酸は活き活きとしており、赤い果実の風味とのバランス良い、花やスパイスを思わせる風味が奥行を与え、余韻に華やかなアルコール感

その他コメント

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
華やかな赤果実とスパイス感のワイン

 

月額330円のエクセルには、「ワインの8段階評価」と「プライベートで買うかどうか(5段階)」も記載しています。詳しくはワインコメント一覧と会員についてへ。

「季節・温度・料理・好み・グラスについて」を読む

ワインを美味しく飲むための大きなポイントは、温度とグラスです。これらを変えるだけで全く味が変わります。私たちサービスマンはこの2つを工夫するだけでお客様に家で飲むよりも美味しいワインを提供できます。

そしてもう1つ、意外と季節でも味が全く違います。食材が変わるから?もちろんそれもありますが、料理ナシで飲んでも違うんです。温度や湿度など色々な影響を受けて味覚の体感が違うのでしょうね。

このワインコメント投稿で「合う料理」に言及することは稀(まれ)です。というのも、同じ料理名でもちょっとした味付けの違いで相性が変わり、情報として発信するには、ブレ幅が大きすぎると考えるからです。

さて、グラスについては私独自の「果実のびわ」などの言葉がでます。どんなグラスを指しているかや、飲食店や家庭で揃えるべきグラスについては今後、写真付きの記事にしたいと思っていますが、ひとまず「びわ」はいわゆるボルドー型のものと思っていただければ幸いでございます。

ワインコメント投稿のコンセプト

「同業の参考になるコメントをupしたい」という想いからです。

プロのワインコメントを知りたい時がありませんか?…でも、検索しても輸入元の説明をコピペした商品がHITし、私たち飲食業が参考にしたいプロのコメントを見つけるのは困難です。そこで自分でアップしようと思い、頑張ってアップしています。月額330円でこの情報をエクセルでまとめたものも入手いただけます。詳しくは下記をご覧ください。

ワインコメント一覧と会員について

輸入元情報

ンテレイ最高の白!と謳われるクオリティ

2003年にスペインの実業家により設立されたわずか3ヘクタールの小さなワイナリー。

現在のオーナーはガリシア地方出身のマルエル・ホベ氏で、主にゴデーリョ種を栽培しています。醸造にはオーストラリア人のジョセフィン・ペリー氏を迎え入れ、ブドウ品種本来の特徴を引き出し、常に最高の品質を目指すことをポリシーにワイン造りを行っています。

その品質が認められ、ギーア・ペニン誌は「モンテレイ最高の白」と称えています。

子供の頃からワインを身近で感じてきた女性醸造家

ガリシア地方のワイナリーに生まれたスサナは、子供の頃からワイン造りに触れることでワインに対する情熱を育んできました。サンチアゴ・デ・コンポステーラ大学で醸造学と農業工学を修めた後、プリオラートのワイナリーに職を得ます。そこで古い地ブドウを使ったワイン造りを経験、その後アリカンテのワイナリーに移り、最終的にガリシアへと戻る決意をします。

ブドウ品種そのものの特徴を引き出すこと

ブドウ品種本来の特徴を引き出すこと、そしてそれをさらに強めること、常に最高の品質を目指すこと、この3点が特に重要だと考えています。その上で、醸造設備は最新のものを使うことを心がけています。

この記事を書いている人

OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ

 寺井 剛史(てらい つよし)

ソムリエ寺井剛史

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。

北九州「技の達人」認定者 / 福岡県知事表彰 受賞
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ