アルバ エクスプリモ ツヴァイゲルト ホワイトプレス

「アルバ エクスプリモ ツヴァイゲルト ホワイトプレス」の香りや味わいコメント

生産者 ぶどう品種 ヴィンテージ 生産国 地方
ヴァイングート・クレッツァー ツヴァイゲルト 2020 オーストリア ニーダーエスタライヒ
Alc 参考価格(税別) 輸入元 試飲日
12 ¥3,500 アズマコーポレーション 2025/1/28

「アルバ エクスプリモ ツヴァイゲルト ホワイトプレス」レビュー

ワインの外観

アルバ エクスプリモ ツヴァイゲルト ホワイトプレスの外観
細かな気泡、スクリューキャップのワインらしさ

ワインの香り

グラスを回す前:さわやかさ、青りんご、グレープF、ガスっぽい香り、サイダー

グラスを回した後:シャキッと、白い花の凛とした香り、ミネラル、石灰

ワインの味わい

さらりとした食感、爽やかさ、口に含んだ瞬間は、爽やかな果実味に適度な酸があり、爽やか系のワインと感じるが、口中では果実味にりんごの蜜のような風味も感じ、奥深さを感じる、余韻も長い、温度上がるとより果実の甘みを感じ不思議なのは黒ぶどうで作った白だから

その他コメント

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
爽やかながら奥深い
スクリューならではのガスっぽさが清涼感を感じさせるが、少し温度あがると黒ぶどう由来の厚み甘みを感じる
季節

グラス 温度 軽重度
(10段階)
中ぶりびわ 9-14℃ 6

月額330円のエクセルには、「ワインの8段階評価」と「プライベートで買うかどうか(5段階)」も記載しています。詳しくはワインコメント一覧と会員についてへ。

「季節・温度・料理・好み・グラスについて」を読む

ワインを美味しく飲むための大きなポイントは、温度とグラスです。これらを変えるだけで全く味が変わります。私たちサービスマンはこの2つを工夫するだけでお客様に家で飲むよりも美味しいワインを提供できます。

そしてもう1つ、意外と季節でも味が全く違います。食材が変わるから?もちろんそれもありますが、料理ナシで飲んでも違うんです。温度や湿度など色々な影響を受けて味覚の体感が違うのでしょうね。

このワインコメント投稿で「合う料理」に言及することは稀(まれ)です。というのも、同じ料理名でもちょっとした味付けの違いで相性が変わり、情報として発信するには、ブレ幅が大きすぎると考えるからです。

さて、グラスについては私独自の「果実のびわ」などの言葉がでます。どんなグラスを指しているかや、飲食店や家庭で揃えるべきグラスについては今後、写真付きの記事にしたいと思っていますが、ひとまず「びわ」はいわゆるボルドー型のものと思っていただければ幸いでございます。

ワインコメント投稿のコンセプト

「同業の参考になるコメントをupしたい」という想いからです。

プロのワインコメントを知りたい時がありませんか?…でも、検索しても輸入元の説明をコピペした商品がHITし、私たち飲食業が参考にしたいプロのコメントを見つけるのは困難です。そこで自分でアップしようと思い、頑張ってアップしています。月額330円でこの情報をエクセルでまとめたものも入手いただけます。詳しくは下記をご覧ください。

ワインコメント一覧と会員について

輸入元情報

ヴァイングート クレッツァーはオーストリア・ウィーンの北東約 25 km、ヴァイデンバッハの広い谷底に位置しています。 畑のあるエリアはパノニアの影響を受けた海洋性気候から大陸性気候への移行気候と、アドリア海北部からの湿った気流による降水、そしてローム質土壌に影響されており、このテロワールは高品質なブドウと、さまざまな優れたワインを生み出しています。所有する畑は約 31ha。グリューナーヴェルトリーナー、ヴェルシュリースリング、ツヴァイゲルトなどオーストリアの代表的な葡萄を栽培し、白70%、赤30%の比率でワインを造っています。 現当主は4代目のフランツ・クレッツァー氏で、彼は世代を超えて受け継がれてきた知識と長年の経験によって最高の製品が生み出されると考えています。気候、土壌、植物の発達の関係を知ることは重要で、クレッツァー家族にとって、ブドウ栽培は単なる仕事ではなく、仕事、生活、趣味の組み合わせだと感じています。 高品質のワインは高品質のブドウから造られる、という信念のもと、土壌の生物学的バランスを維持し、ブドウが土壌中の栄養素を最適に吸収できるように自然農法を取り入れ、丁寧に栽培を行っています。また、収穫されたブドウは細心の注意を払ってセラーに移されます。セラーを清潔に保つために衛生管理を徹底しており、最新の設備によって醸造されます。  伝統的かつ古典的なワイン造りと現代的な加工法を組み合わせており、ワインはステンレス製の容器に保管され、ステンレスタンクで発酵。赤ワインは木樽で静かに熟成させます。まさに伝統と最新技術の融合がクレッツァーのワインを高品質で素晴らしいものに導いているのです。 現在ナチュラルワインの生産にも取り組んでおり、来年以降、花崗岩を使ったタンクやアンフォラ、木樽を使った熟成を試みる予定だそう。
オーストリアの代表的な黒ブドウ「ツヴァイゲルト」を使った白ワイン

ヴァイングート・クレッツァーは現在4代目のフランツ・クレッツァー氏が切り盛りする家族経営のワイナリーです。 ワイナリーはウィーンの北東約 25 km、バート ピラヴァルトにあります。ヴァインフィアテルに31haの畑を所有。 暖かく乾燥したパノニアの影響を受けた大陸性気候とアドリア海北部からの湿った気流による降水がローム質の土壌と関連して、ブドウの品質を高め、さまざまな優れた赤ワインと白ワインを生み出しています。 気候と土壌とワインメーカーの哲学との相互作用がテロワールを形成し、質の高いワインを生産するという信念のもと、ワイン造りに取り組んでいます。土壌の保存を非常に重視し、土壌の生物学的バランスを保ち、ブドウの木が土壌中の栄養素を最適に吸収できるよう促すことで健全で質の高いブドウを栽培しています。 また、品質を保つために、ぶどう畑の栽培とワイナリーの活動はすべて家族だけで丁寧に行われます。 そのうえで、伝統的で古典的なワイン造りと現代的な処理方法を組み合わせることによってそれぞれの品種の個性を最大限に引き出しています。2015年よりオーガニック認証を取得。 ホワイトプレスに使われるツヴァイゲルトの樹齢は平均30年、黄土粘土質土壌の区画のブドウで造られます。ステンレスで発酵、熟成。ツヴァイゲルトの果皮の色が果汁に移らないように、細心の注意を払って優しくプレスされます。黒葡萄のツヴァイゲルトから造られる、柔らかな口当たりで優しい果実感の白ワインです。

〜テイスティングコメント〜

柔らかな口当たりと、白い花の繊細な香り。品種由来の、軽やかながらフルーティーな果実感をお楽しみいただけます。

この記事を書いている人

OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ

 寺井 剛史(てらい つよし)

ソムリエ寺井剛史

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。

北九州「技の達人」認定者 / 福岡県知事表彰 受賞
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ