「サンマルク ソーヴィニヨン・ブラン」の香りや味わいコメント

「サンマルク ソーヴィニヨン・ブラン」の香りや味わいコメント

生産者 ぶどう品種 ヴィンテージ 生産国 地方
フォンカリュ SB 2018 フランス ラングドック・ルーション
Alc 参考価格(税別) 輸入元 試飲日
12 ¥1,250 ENEOSマテリアル 6/18/2022

「サンマルク ソーヴィニヨン・ブラン」レビュー

ワインの外観

サンマルク ソーヴィニヨン・ブランの外観
輝きあるレモンイエロー、粘性高い

ワインの香り

グラスを回す前:柑橘、厚みある果実香、洋ナシ

グラスを回した後:南国果実、バニラ、ハチミツ

ワインの味わい

爽やかな食感、香りの想像よりハーブ感があり、細いラインの酒質、レモンのような果実味、酸もしっかりあるが鋭くない、夏草を思わせるグラッシーさもある

その他コメント

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
ハーブ感特徴のソーヴィニョン・ブランが南の産地で完熟感が出ている良い例のワイン

月額330円のエクセルには、「ワインの8段階評価」と「プライベートで買うかどうか(5段階)」も記載しています。詳しくはワインコメント一覧と会員についてへ。

「季節・温度・料理・好み・グラスについて」を読む

ワインを美味しく飲むための大きなポイントは、温度とグラスです。これらを変えるだけで全く味が変わります。私たちサービスマンはこの2つを工夫するだけでお客様に家で飲むよりも美味しいワインを提供できます。

そしてもう1つ、意外と季節でも味が全く違います。食材が変わるから?もちろんそれもありますが、料理ナシで飲んでも違うんです。温度や湿度など色々な影響を受けて味覚の体感が違うのでしょうね。

このワインコメント投稿で「合う料理」に言及することは稀(まれ)です。というのも、同じ料理名でもちょっとした味付けの違いで相性が変わり、情報として発信するには、ブレ幅が大きすぎると考えるからです。

さて、グラスについては私独自の「果実のびわ」などの言葉がでます。どんなグラスを指しているかや、飲食店や家庭で揃えるべきグラスについては今後、写真付きの記事にしたいと思っていますが、ひとまず「びわ」はいわゆるボルドー型のものと思っていただければ幸いでございます。

ワインコメント投稿のコンセプト

「同業の参考になるコメントをupしたい」という想いからです。

プロのワインコメントを知りたい時がありませんか?…でも、検索しても輸入元の説明をコピペした商品がHITし、私たち飲食業が参考にしたいプロのコメントを見つけるのは困難です。そこで自分でアップしようと思い、頑張ってアップしています。月額330円でこの情報をエクセルでまとめたものも入手いただけます。詳しくは下記をご覧ください。

ワインコメント一覧と会員について

輸入元情報

南仏の意欲溢れた生産者チーム!
1967年、南フランス・ラングドック地方の栽培家と専門家650人がハイエンドワインの開発を目的に設立したのがフォンカリュー生産者協同組合です。管理する畑は、世界遺産としても有名なカルカッソンヌからコルビエールまでの一帯、約4000haもの広さになります。広大な畑を50区画ほどに分けて管理をしていますが、2/3以上の区画は既に無農薬(ABマーク)の認証を受け、サスティナブル農法を実現しています。また、環境へのCO2の影響を低減するために、プラスチックやカートンなどの使用量を減らす方針を実施しています。フォンカリュー最大の特徴は「ミックスすること」にあります。所属する数百の生産者が50以上の区画から様々なタイプのワインを造っており、そこから多くの商品が生まれています。ワインのブレンドだけではありません。栽培家や醸造家同士の技術がミックスされ、革新も生まれているのです。フォンカリューは知識と工夫、経験、そして自然との対話をミックスし、南フランスのテロワールを最も純粋に表現しているのです。

この記事を書いている人

OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ

 寺井 剛史(てらい つよし)

ソムリエ寺井剛史

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。

北九州「技の達人」認定者 / 福岡県知事表彰 受賞
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ