ベイラ ピノ ノワール

「ベイラ ピノ ノワール」の香りや味わいコメント

生産者 ぶどう品種 ヴィンテージ 生産国 地方
ベイラ(ルイ ロボレド マデイラ) PN 2018 ポルトガル ベイラ・インテリオール
Alc 参考価格(税別) 輸入元 試飲日
13 ¥4,200 稲葉 2025/7/28

「ベイラ ピノ ノワール」レビュー

ワインの外観

ベイラ ピノ ノワールの外観
やや茶の入ったダークチェリーレッド

ワインの香り

グラスを回す前:乾燥した黒い果実、黒マッシュルーム、クローヴ、干したジビエ

グラスを回した後:変化はさほど大きくない

ワインの味わい

さらりとした食感、赤と黒のベリーの乾燥した果実味に、ダークチェリーやブラックベリーの様なエレガントな酸、タンニンはしっかりと感じ、若干の焦げたニュアンスはどこか甘みも感じ、タンニンとの調和が心地よい

その他コメント

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
抜栓したてでは香りが取りにくかったが皆様にはもっと香り豊かな状態で届いていると予想
仏、ブルゴーニュ、樽を使った生産者のPN、2000、13.5、4500円と予想もポルトガル。しっかりオールドワールドのピノっぽさあり、かつアルザスやラングドックとは違って果実感強くない、ロワールやドイツっぽさ持っているが、樽使用のブルと予想した。香りの状態を再確認したいが、このPN良いかも!
季節

グラス 温度 軽重度
(10段階)
大ぶり丸 17-20℃ 7

月額330円のエクセルには、「ワインの8段階評価」と「プライベートで買うかどうか(5段階)」も記載しています。詳しくはワインコメント一覧と会員についてへ。

「季節・温度・料理・好み・グラスについて」を読む

ワインを美味しく飲むための大きなポイントは、温度とグラスです。これらを変えるだけで全く味が変わります。私たちサービスマンはこの2つを工夫するだけでお客様に家で飲むよりも美味しいワインを提供できます。

そしてもう1つ、意外と季節でも味が全く違います。食材が変わるから?もちろんそれもありますが、料理ナシで飲んでも違うんです。温度や湿度など色々な影響を受けて味覚の体感が違うのでしょうね。

このワインコメント投稿で「合う料理」に言及することは稀(まれ)です。というのも、同じ料理名でもちょっとした味付けの違いで相性が変わり、情報として発信するには、ブレ幅が大きすぎると考えるからです。

さて、グラスについては私独自の「果実のびわ」などの言葉がでます。どんなグラスを指しているかや、飲食店や家庭で揃えるべきグラスについては今後、写真付きの記事にしたいと思っていますが、ひとまず「びわ」はいわゆるボルドー型のものと思っていただければ幸いでございます。

ワインコメント投稿のコンセプト

「同業の参考になるコメントをupしたい」という想いからです。

プロのワインコメントを知りたい時がありませんか?…でも、検索しても輸入元の説明をコピペした商品がHITし、私たち飲食業が参考にしたいプロのコメントを見つけるのは困難です。そこで自分でアップしようと思い、頑張ってアップしています。月額330円でこの情報をエクセルでまとめたものも入手いただけます。詳しくは下記をご覧ください。

ワインコメント一覧と会員について

輸入元情報

「ルイ、初心に帰る!」・・2011年にポルトガルの中でも最も標高が高いワイン産地、ベイラ インテリオール(Beira Interior)のヴェルミオザに購入したワイナリーです。実は、1987年にルイが初めて葡萄を収穫し、ワインを造ったのがこのベイラでした。この場所をポルトガルの隠れた宝物だと信じ、いつか手に入れたいと思っていましたが、その夢が叶いました。このワイナリーを持つことは、初心に戻るという意味があり、修行した場所でもあるため、特に情熱を持っています。

「冷涼なため葡萄の成熟がゆっくりと進む」・・ベイラは、古くからワイン造りが行われていますが、長らくドウロの陰で忘れられていた土地でした。ドウロ スペリオールから真南に30kmのところにあります。標高700mという高地にあるため、気候は他のエリアより冷涼で、昼夜の寒暖差も大きいため、酸の豊かな葡萄が出来ます。また夜間は気温が低いため、葡萄の成熟はゆっくりと進み、アロマとフレイバーの集約が最大限に得られます。さらに、日中は日当たりがとてもよく、光合成がしっかりと出来るため、濃い色合いを持ち、糖度の高い葡萄が育ちます。良いワインが出来るのはそれだけでなく、土壌にも起因します。ベイラの土壌は、水はけがよく、痩せているため収量は自然に低くなります。また石英が日光を反射するため、葡萄が良い状態で熟します。

「すでに国内外で高い評価」・・’12VTの白(PA025)が「デカンター ワールド ワイン アワード2013」で15ポンド以下の白のレジョナル トロフィー選ばれ、国内でも高評価を得ています。

畑の標高は700m、シスト土壌です。9月第2週に収穫します。100%除梗、破砕します。発酵と熟成は共に、ボルドーの樽メーカー、トネリエ カンテサンス社の「ペルレ」と言う雫の形をした390Lのフレンチオーク(新樽でない)で行います。この樽の利点は、発酵の際には果帽がタンクの上部に上がってきますが、先端が狭くなっているため大部分が果汁に浸された状態で、そのまま果皮や種から色素やタンニンが抽出出来ることです。従って、ルモンタージュのように、果汁を上からかける必要がありません。また、フレンチオークの影響でワインが柔らかくなります。約12ヶ月熟成させます。ろ過しません。深いアロマ、ラベンダーの花や熟したチェリーやイチゴのアロマは、心地よい樽の要素と混ざり合っています。程よいボディとしっかりとしたタンニンがあり、豊かなフレイバーに満ちた長い余韻が感じられます。

この記事を書いている人

OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ

 寺井 剛史(てらい つよし)

ソムリエ寺井剛史

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。

北九州「技の達人」認定者 / 福岡県知事表彰 受賞
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ