
「シャトー ド バステ コート デュ ローヌ ブラン アエリス」の香りや味わいコメント
生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
シャトー・ド・バステ | ルサンヌ33%、ルーサンヌ33%、ヴィオニエ34% | 2022 | フランス | コート・デュ・ローヌ |
Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
13 | ¥2,600 | 白 | アズマコーポレーション | 2024/1/15 |
「シャトー ド バステ コート デュ ローヌ ブラン アエリス」レビュー
ワインの外観
ほんのりベージュがかったレモンイエロー
ワインの香り
グラスを回す前:青りんご、ネクタリン、ビワ、柑橘の白皮、しゃぼん、金木犀
グラスを回した後:オレンジのキャラメリゼ、鉱物、石灰、グラファイト
ワインの味わい
青りんごや柑橘の果実味、酸強い、石灰のようなミネラル感、ほのかに塩味とビターさ、中庸で料理と一緒で本領発揮
その他コメント

中庸でワインバーではウケないタイプでテイスティングコメントも難しいが、バランスよく家庭で飲むには良いワイン
季節
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グラス | 温度 | 軽重度 (10段階) |
冬 | 中ぶりびわ | 9-13℃ | 5 |
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輸入元情報
ドメーヌ・ド・バステは南ローヌ、シャトーヌフデュパプより約北西に10kmほどのところにあるサブラン(Sabran)村にあります。シャトー・バステ自体は17世紀頃から設立され、他家により養蚕農業そして酪農業として営まれていました。ワイナリーとしては現当主のジュリー・オーベール氏(4代目)の曾祖父で当時リヨンでレストラン業を営んでいたジャン・オーベール氏により1930年代に買われ、ドメーヌ・ド・バステとして設立。
「風」を意味する「アエリス」。いつまでも続く心地良さと余韻が印象的な白ワイン
土壌は粘土とシリス(珪砂・主に石英粒からなる砂)。完熟したマルサンヌ、ルーサンヌ、ヴィオニエを摘み取り、除梗して同じステンレスタンクで温度調整をしながら20日間発酵します(混醸)。マンゴーの香りが印象的で、余韻にミネラルを感じながら香りがいつまでも残ります。アッサンブラージュではなく、3種類の品種を同時に最初から醸しているので、まとまりとバランスが取れた味わいです。
〜テイスティングコメント〜
南国系果実と柑橘の香りで、口に含むといつまでも長い余韻が感じられます。混醸のため、全体的にしっかり馴染んだ味わいです。
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史(てらい つよし)

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ