
「ジャンニテッサーリ ピノ グリージョ」の香りや味わいコメント
生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
ジャンニテッサーリ | ピノ・グリージョ | 2022 | イタリア | ヴェネト |
Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
12 | ¥2,300 | 白 | アズマコーポレーション | 2023/12/6 |
「ジャンニテッサーリ ピノ グリージョ」レビュー
ワインの外観
輝きあるレモンイエロー、やや濃いめ
ワインの香り
グラスを回す前:若めの洋ナシ、白い花、ミネラル
グラスを回した後:石灰、砂利、温度が上がると甘い香り増す
ワインの味わい
中程度の食感、青りんごのような果実味に非常に強い酸、ミネラルも強い、酸とミネラルによりかなりタイト、それでいてファーストアタックや余韻に厚みがあるのはぶどうが完熟しているおかげ
その他コメント

ピノ・グリージョはタイトに仕上がるものが多いが、これは酸とミネラルが非常に強い。個人的にはちょっと苦手だが、きちんとボリュームはあり、冬にレモンを絞った魚介と合わせるのにSBでなく、こんなワインは良いと思う
季節
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グラス | 温度 | 軽重度 (10段階) |
春 | 中ぶりびわ | 9-15℃ | 4 |
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輸入元情報
ジャンニテッサーリの畑はアルフォン・ヴァレー(Alpone Valley)内、ロンカ村を中心に55haを所有します。現在のオーナーは1963年生まれの醸造家ジャンニ・テッサーリ氏。彼は創業者のマルカートファミリーの元で醸造を担当していました。そして2013年にワイナリーを譲り受けました。現在は妻のアンナ・マリア氏、そして娘のヴァレリアとアリスの協力の元、ワイン造りに勤しんでいます。ジャンニ氏は素材である健全な葡萄を通して、畑ごとのテロワールを削り出す作業を彫刻に例えます。
ジャンニテッサーリらしいバランスの良さで、場面や料理を選ばない汎用性の高いピノ・グリージョとなっています。
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史(てらい つよし)

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ