「シュペートブルグンダー(シェルターワイナリー)」の香りや味わいコメント
生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
シェルターワイナリー | シュペートブルグンダー | 2018 | ドイツ | バーデン |
Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
13 | ¥3,500 | 赤 | 飯田 | 2022/10/31 |
「シュペートブルグンダー(シェルターワイナリー)」レビュー
ワインの外観
オレンジがかったラズベリーレッド
ワインの香り
グラスを回す前:赤い果実、イチゴの種、干し花、若干の茶色いスパイス
グラスを回した後:乾燥ラズベリー、活きバラと干しバラの中間、赤胡椒、コリアンダー、なめし革少し
ワインの味わい
爽やかな果実味、赤い果実の風味に鮮やかな酸、タンニンはドライで思ったよりしっかり、スパイス感があり、香り同様ほのかになめし革のニュアンス
その他コメント

コストパフォーマンス高い!飲み頃に入り美味しいピノ。やはりドイツは意外とタンニンあり、それも素晴らしい。Neと間違えるのではないかという感じ。ブルゴーニュなら5,000円以上と思うのではないか。ただし、入手して1年経っているので熟成の恩恵かも
月額330円のエクセルには、「ワインの8段階評価」と「プライベートで買うかどうか(5段階)」も記載しています。詳しくはワインコメント一覧と会員についてへ。
ワインコメント投稿のコンセプト
「同業の参考になるコメントをupしたい」という想いからです。
プロのワインコメントを知りたい時がありませんか?…でも、検索しても輸入元の説明をコピペした商品がHITし、私たち飲食業が参考にしたいプロのコメントを見つけるのは困難です。そこで自分でアップしようと思い、頑張ってアップしています。月額330円でこの情報をエクセルでまとめたものも入手いただけます。詳しくは下記をご覧ください。
輸入元情報
愛するピノノワールのワイン造りに情熱をかけるバーデンの有望株ワイナリー!
2003年にハンスベルト・エスペ氏と妻ズィルケヴォルフ夫妻は、かねてから念願のピノノワールを醸造するワイナリーを設立。二人はガイゼンハイム大学でワイン醸造学などを習得後、世界各国でワイン造りを経験しています。初ヴィンテージの2003年から6年間、カナダ空軍が使用していた古いシェルターを使用してワイン造りを行ってきました。現在は重力に沿って醸造過程が進むグラヴィティシステムを導入した新しいシェルターで、出来る限りブドウやワインにストレスを与えない様つとめる他、有機栽培の実施などテロワールを重視した表現力豊かなピノノワール造りを実践しています。自社畑は4.5ha。ケンツィンガーフンメルベルグ、ボムバッハーゾンマーハルデ、マルターディンガービーネンベルグの3ヶ所にて、90%のピノノワール、10%のシャルドネを栽培。2つの畑では、リラ方式を導入して品質重視のブドウ造りを実践しています(リラ方式・・・ブドウ樹を上方にY字型にして栽培。十分な日照や風通しを良くし、ブドウにとって最良の環境造りをすることで、繊細なタンニンや果実味などブドウの成分アップに繋がる)。リラ方式は、高い樹齢と合わせ、収量を押さえる方法でもあります(トップキュヴェは僅かな25hl/ha)。丁寧に手摘みされたブドウから最も優しいワイン造りを目指して、ポンプ代わりに重力、フィルター代わりに時間を使っています。全ての赤ワインは、開放槽で発酵後、フレンチ産オーク樽にて熟成。新樽の比率は低く、オークの影響が押さえられた、エレガントでピノノワールらしいワインを造っています。ボトル詰め前のみに1回のみSO2添加をして無濾過で瓶詰めします。現在は、シャルドネ使用の白ワインやピノノワール100%のスパークリングワインを手懸けるなど意欲的なワイン造りを実践しています。
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史(てらい つよし)

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ