「モレ・マイオルム フィアーノ・ディ・アヴェッリーノ 」の香りや味わいコメント
生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
マストロベラルディーノ | フィアーノ 100% | 2015 | イタリア | カンパーニア |
Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
13.5 | ¥4,200 | 白 | モトックス | 2022/11/28 |
「モレ・マイオルム フィアーノ・ディ・アヴェッリーノ 」レビュー
ワインの外観
輝きあるレモンイエロー
ワインの香り
グラスを回す前:柑橘、木の実、チーズ
グラスを回した後:マーマレード、芳醇で香ばしい、「チーズアーモンドおかき」
ワインの味わい
分厚い食感、柑橘系の果実味と酸、しょうゆのような旨味成分たっぷり、ハチミツを思わせる甘味、非常に複雑
その他コメント

以前はもっと個性的で好みが分かれるほどの酸化熟成の風味が強かったが、これは程よく美味しい。
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輸入元情報
「マストロ=名工」の名を冠する南イタリア最高の造り手
1878年に創業した「マストロベラルディーノ」。ワイン造りの歴史そのものはなんと1750年頃から綿々と続いているというまさに名門。元々は「ベラルディーノ」という名でしたが、2代目当主であるピエトロ氏が「マストロ=名匠」という称号を得たため、「マストロベラルディーノ」というワイナリー名になりました。「この蔵の存在なくして、現在のカンパーニアはなかった」と最高の敬意を持って語られる造り手です。
まさに温故知新、カンパーニアでのワイン造り
第二次大戦後から近年にかけて押し寄せた国際ブドウ品種の波。カンパーニアの他の生産者が伝統的な地場品種を次々と国際品種に植え替えていく中、カンパーニアの伝統的なワイン造りの歴史、何物にも代えがたいその素晴らしさを守るために一人尽力したのが9代目当主アントニオ・マストロベラルディーノ氏でした。
マストロベラルディーノは歴史と伝統に育まれたワイン文化を重んじながらも最新の設備を取り揃え、今やイタリアだけはなく、世界的にトップの評価を受けるまでになっています。その格式の高さと信頼性からも、イタリア政府機関より、ポンペイの遺跡から発掘されたブドウ畑よりワインを造るプロジェクトを唯一託されるなど、南部のみならず、イタリアを代表する造り手として認められています。
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史(てらい つよし)

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ