
「ロングバーン カベルネ・ソーヴィニヨン」の香りや味わいコメント
生産者 | ぶどう品種 | ヴィンテージ | 生産国 | 地方 |
フィオール・ディ・ソーレ | CS | 2020 | アメリカ | カリフォルニア |
Alc | 参考価格(税別) | 色 | 輸入元 | 試飲日 |
13.5 | ¥1,850 | 赤 | マルカイコーポレーション | 2023/8/21 |
「ロングバーン カベルネ・ソーヴィニヨン」レビュー
ワインの外観
やや濃いめのダークチェリーレッド、青が少し残る
※画像はないが、2019ヴィンテージを2021/6/11に試飲済。その時のコメントも記載する
(2019)エッジはほのかに朱が入り始めた色合いで思ったより若すぎない色。
ワインの香り
グラスを回す前:黒いベリーのコンポート、スパイス、ハーブ
グラスを回した後:カシスのデザート、ミント、シナモン、バニラ、アニスなどのスパイス
(2019)グラスを回す前:カシスLiqure、チェリーパイ、第二アロマが強く最初からかなり感じる、チョコ、コーヒー、甘草(いずれもアメリカンオーク由来と思う)
(2019)グラスを回した後:華やかさと清涼感。スミレ、ローズマリー、タイム
ワインの味わい
さらりとしつつやや厚みある食感、陰干ししたかのような果実味、タンニンはまろやかで酸も穏やか、オリエンタルスパイスの風味が心地よく、甘濃いがバジルのような清涼感がバランスをとっている
(2019)アタック中程度で滑らか。果実味豊かで、タンニンと酸はマイルド。甘やかさがあり、ステレオタイプのニューワールド感を残しつつ、ボテボテに濃いわけではなく、華やかさと清涼感によりバランスが整っている
その他コメント

オリエンタルスパイスのニュアンスある甘濃さだが、濃縮感があるタイプとはちょっと違う、2019ヴィンテージを2021年に試飲した印象からするともう少し若くてもよいのかも(収穫年による違いかもしれないが)
季節
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グラス | 温度 | 軽重度 (10段階) |
冬 | 中ぶりびわ | 18℃前後 | 7 |
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輸入元情報
カリフォルニアの太陽を象徴する名前の付いたワイナリー。
フィオール・ディ・ソーレはイタリア語で「太陽の花」。
カリフォルニアの太陽を象徴する名前をつけました。
イタリア出身の醸造家ステファノ・ミゴット氏の造るワインは、35年以上にわたり、卸売小売市場向けのブランド開発、パッケージングの革新、ワイン生産において業界をリードしてきました。
同社の実績はポピュラー・プレミアム、プレミアム、スーパープレミアムのカテゴリーを中心に、あらゆるカテゴリーで数百万ケースのブランドを開発してきたことが含まれています。
収穫量と天候に応じて、カリフォルニア中の専用ブドウ畑のブドウを使用してブレンドします。
ヴィンテージにもよりますが、強みを生かした非常に複雑で構造化されたフレーバー、滑らかなタンニン、シルキーな口当たりを示す、親しみやすいロングバーンのスタイルを最もよく捉えたブドウを使用しています。
よくで熟した果実味豊かなアロマを持ち、口に含むとブラックベリー、ルバーブ、ドライチェリーの甘美なフレーバーに、独特のオークと杉のニュアンスがあります。澄んだタンニンと余韻の長い後味で、非常に複雑さを感じることができます。
この記事を書いている人
OFFICE GO SEE代表 / プレゼントワインショップ®オーナーソムリエ
寺井 剛史(てらい つよし)

大学生のころのアルバイトがきっかけでソムリエを目指す。
ホテル入社後、『サービス、接客』の虜に。2004年、日本では珍しいフリーのソムリエとして独立。
多数の飲食・小売店でサービス向上による売上増のコンサルティング事例アリ。
「ワインを贈りたいけどワイン選びが分からない」方のために、プレゼントワインショップを設立。
技能グランプリ レストランサービス部門 全国3位
レストランサービス技能士1級
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ